2007年07月31日(火)
 住友金属鉱山の国富事業所(北海道)では結晶材料がフル生産を続けている。携帯電話に内蔵されるSAWフィルター向けのタンタル酸リチウム(LT)やニオブ酸リチウム(LN)の引き合いが強い。

 このため結晶成長炉をはじめとする各種設備を2006年度下期から順次導入しており、生産能力の増強を進めている。一連の設備投資額は00年のITバブル期を大幅に上回る約10億円を見込んでいる。
 非鉄金属流通大手の山崎金属産業(東京都千代田区、山崎洋一郎社長)は福井県にアルミ加工の新工場を建設する。投資額は土地代を含め10億円。2009年1月の操業開始をめざし、船舶部品向けにアルミ厚板を月500トン加工する。

 現在、船舶分野では液化天然ガス(LNG)船の建造が相次ぎ、アルミの需要も増加傾向にある。同社は新工場で加工した製品を各地の港に海上輸送し、好調な需要に応えたい考え。
 巻線の世界最大手、米スーペリア・エセックス(本社=ジョージア州アトランタ)は現地26日、仏大手電線メーカー、ネクサンスが所有する中国・天津の巻線子会社の買収を完了したと発表した。

 同子会社の所有権80%を現金1000万米ドル(約12億円)で取得した。天津の巻線生産量は年約1300万ポンド(約5900トン)、2006年の年商は約4000万米ドル。