2007年08月20日(月)
 8月に入り下げ足を速めていた国内産銅建値が先週17日、一気にトン12万円(12・5%)も値下げされ、84万円に緊急改定された。産銅建値は1973年(昭和48年)12月に10万円値下げされたことがあるが、今回の下げ幅はこれを上回る過去最大のものとなった。
 2007年10―12月期の国内アルミニウム新地金価格は、今月に入って海外相場が大きく崩れたことを受け、2期連続で下落する可能性が高まっている。現時点では、7―9月期に比べキロ10円下げる見込み。8月後半の相場動向によっては横ばいの可能性もあるが、海外の下げがさらに加速するようなら、下げ幅は20円まで広がることも考えられる。
 タツタ電線子会社の中国電線工業(本社=大阪府藤井寺市、森下勝国社長)は来月、ビニル押出機を新たに設置する。既存の押出機の老朽化に伴う設備更新と、多品種小ロット品の納期短縮に対応するのが目的。投資金額は1億6000万円。