2007年08月24日(金)
 フジクラは23日、タイでハードディスクドライブ(HDD)用部品と金型の工場を拡張すると発表した。電子部品製造子会社のLTEC(ランプーン工業団地内)でHDD用部品の第6工場が本年10月、第7工場が来年4月にそれぞれ稼働開始予定。

 金型製造子会社のFET(ナワナコン工業団地内)では第2工場が本年6月末に竣工、生産を開始した。HDD用部品は主に家電製品向けやパソコン向けの需要増に対応する。FETはフジクラグループ各社からの金型需要増加に応える。
 住友商事は23日、加シュリットインターナショナル、韓国コリアリソーシズコーポレーションなどと共同で、マダガスカル共和国のニッケル開発プロジェクトを開始すると発表した。

 初期投資額約33億米ドル(約3800億円)で鉱山から精錬所までの一貫生産設備を建設、2010年後半にはニッケル年産6万トン、コバルト5600トン能力の工場を稼働させる。国際協力銀行をはじめとする国際金融機関とプロジェクトファイナンス契約を結び、21億米ドル(2400億円)調達する。
 銅価が不透明感を強める中、黄銅棒の利益が圧迫される可能性が出てきた。今月17日に銅価が急落したため、6―7月の銅価高騰時に仕入れた在庫品のスポット価格が足元で下落している。

 流通各社は余分な在庫を極力減らしており今のところ影響は少ないが、銅価の推移次第ではこうした状況がさらに続く可能性もあるため、これまで以上にきめ細かな販売が不可欠になっている。