2007年09月12日(水)
 古河スカイは、アルミ板製造の主力拠点である福井工場と深谷工場の生産集約を、今期中に整える見通しだ。前期に完了させた厚板、箔地に続き、缶材は福井、PS板(印刷)は深谷にそれぞれシフトしていく。また、今後は福井工場に投入した溶解鋳造設備立ち上げにより、軽圧品の輸出余力が2倍強程度拡大する。
 日鉱金属は11日、9月積み産銅建値をトン当たり2万円(2・25%)引き下げ、87万円に緊急改定、即日実施すると発表した。銅建値は月初3日に93万円に引き上げられたが、その後、実質7営業日で2回、計6万円(6・45%)値下げされたことになる。新建値は8月21日(86万円)以来の低水準。月内建値が変更されない場合、月間建値平均価格は88万3300円。
 三井金属は11日、9月積み亜鉛建値をトン2万2000円引き下げ34万7000円に改定したと発表した。海外相場安と円高ドル安進行を背景に6日の年初来安値を更新した。月内推定平均は36万300円となった。