2007年11月09日(金)
 金の国際相場が騰勢を強めている。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油の先物価格がバレル98ドル台をつけるなど連日のように過去最高値を記録する中、インフレ懸念やドル安を背景とする投機資金が流入している。

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月(12月)は現地7日、セツルメントで前日比オンス10・10ドル高の833・50ドルに続伸。1980年1月21日の最高値834ドルに0・50ドル差まで迫った。
 古河電工は8日、FCIジャパンの電力事業部門(横須賀事業所)の買収をFCI社と合意、売買契約書の調印を行ったと発表した。また、買収した電力事業部門の受け皿会社として100%出資の「古河パワーコンポーネンツ株式会社(資本金5000万円、松本茂社長)」を設立する。買収は行政当局の承認を経て来年1月末に完了し、新会社は2月1日から稼働する見込み。
 古河スカイは7日に行われた記者会見の中で、日本で初めて地金輸入ファイナンススキームの開発による有利子負債削減策を、年内に導入すると発表した。同社はこれまで、商社を介さず原材料であるアルミ地金を直接購入してきたが、地金高騰で多額の資金が一定期間固定されるなど、キャッシュフローの面で制約を受けてきた。

 今回の枠組みが実施されれば、運転資金の軽減が図られる。金融機関がアルミ地金の輸入商社に入って一部の商社機能を取り込み、在庫ファイナンス、売掛債権ファイナンス、為替予約など一連のスキームを構築する。