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2001.04.05
1. 高炉の鋼材輸出、円安下でもドル価格アップへ
2. 愛知製鋼「マグファイン」の生産拡大
3. 新日鉄が開発した新型ポールを首都高が採用
4. 神鋼溶接カンパニー、HPに環境白書
5. 住金マネジメントとテクネが合併
6. ヒロセ、補強土事業の収益拡大に注力
7. 東邦シートフレーム、新金属サイディングを拡販
8. 元旦ビューティ工業、ジーテスの売上げアップへ
9. 東京地区の平鋼市況横すべり
10. 東京地区の縞板市況弱含み
11. 大阪地区の平鋼市況ジリ安
2. 愛知製鋼「マグファイン」の生産拡大
3. 新日鉄が開発した新型ポールを首都高が採用
4. 神鋼溶接カンパニー、HPに環境白書
5. 住金マネジメントとテクネが合併
6. ヒロセ、補強土事業の収益拡大に注力
7. 東邦シートフレーム、新金属サイディングを拡販
8. 元旦ビューティ工業、ジーテスの売上げアップへ
9. 東京地区の平鋼市況横すべり
10. 東京地区の縞板市況弱含み
11. 大阪地区の平鋼市況ジリ安
為
替相場が大きく円安に動いたことで、高炉各社の鋼材輸出への影響が注目されているが、各社とも為替変動にかかわりなく、ドルベースの価格底上げの姿勢を堅持する構えだ。円の対ドルレートは昨年12月の月間平均が111・78円だったが、今年1月=118・19円、2月=117・17円、3月=122・07円と円安基調で推移、年度替わりの4月になって127円台をつけ、円安基調がさらに強まってきている。
12月の平均水準と比べ約14%も円レートが切り上がり、円ベースの価格も実勢が215ドル(FOB)の熱延コイルの場合で、2万7000円台となる計算。最低の価格水準に落ち込んだ昨年12月の実手取り価格と比べるとトン4000円以上の改善だが、メーカー各社は「ドル価格を改善することが本筋」として、引き続きドル価格の改善に注力する姿勢を崩していない。熱延コイルの最大市場の韓国向けでは、4月以降積みで15ドルアップの230ドルへの値上げを提示、交渉している。
しかし、韓国では自国通貨のウオンの対ドルレートが円以上に大幅に切り下がっていることから、高炉各社の提示価格を受け入れることが難しい。POSCOからの購入を封じられている現代ハイスコを除く熱延ユーザーはPOSCOからの買いに回っているもようで、同国向け熱延商談のほとんどが成約不能状態となっている。
12月の平均水準と比べ約14%も円レートが切り上がり、円ベースの価格も実勢が215ドル(FOB)の熱延コイルの場合で、2万7000円台となる計算。最低の価格水準に落ち込んだ昨年12月の実手取り価格と比べるとトン4000円以上の改善だが、メーカー各社は「ドル価格を改善することが本筋」として、引き続きドル価格の改善に注力する姿勢を崩していない。熱延コイルの最大市場の韓国向けでは、4月以降積みで15ドルアップの230ドルへの値上げを提示、交渉している。
しかし、韓国では自国通貨のウオンの対ドルレートが円以上に大幅に切り下がっていることから、高炉各社の提示価格を受け入れることが難しい。POSCOからの購入を封じられている現代ハイスコを除く熱延ユーザーはPOSCOからの買いに回っているもようで、同国向け熱延商談のほとんどが成約不能状態となっている。
愛
知製鋼は4日、世界最強とされる磁気特性、最大エネルギー積20MGOe(メガガウスエルステッド)を有するネオジム(Nd)系異方性ボンド磁石用磁粉「マグファイン」の生産能力を拡大すると発表した。今年4月から知多工場内の磁粉製造工場で年産100トンの量産プラントを稼働、2002年には年産600トンの量産プラントを増設する。さらに03年には、年産3000トン以上の生産体制を整える予定だ。従来のNd系等方性ボンド磁石と比べ2倍の磁気特性を生かし、モーターの50%軽量化、消費電力の30%低減が可能で、プリンター、携帯用情報機器、自動車用モーターや、これまで対応しきれなかった新たな市場創出も視野に、展開を広げる。
量産体制の拡充を踏まえ、現状のテスト販売による年商2億円を03年以降には30億円以上に高め、同社・電子・磁性部の戦略部門の一角として事業育成する。 Nd系異方性ボンド磁石用磁粉「マグファイン」は、これまで量産化が困難とされてきたNd系異方性磁粉を、Nd合金と水素の反応速度を制御することで可能とした独自技術の「AAMプロセス」の確立によって実現した。Nd系等方性磁粉と比べ、2倍の磁気特性を持つ。圧縮成形品で最大エネルギー積20MGOeと等方性ボンド磁石の10MGOeを上回り、射出成形品では15MGOeと同6MGOeの倍以上の特性を擁する。
量産体制の拡充を踏まえ、現状のテスト販売による年商2億円を03年以降には30億円以上に高め、同社・電子・磁性部の戦略部門の一角として事業育成する。 Nd系異方性ボンド磁石用磁粉「マグファイン」は、これまで量産化が困難とされてきたNd系異方性磁粉を、Nd合金と水素の反応速度を制御することで可能とした独自技術の「AAMプロセス」の確立によって実現した。Nd系等方性磁粉と比べ、2倍の磁気特性を持つ。圧縮成形品で最大エネルギー積20MGOeと等方性ボンド磁石の10MGOeを上回り、射出成形品では15MGOeと同6MGOeの倍以上の特性を擁する。
新
日本製鉄、ヨシモトポール(本社=東京都千代田区、由井克巳社長)、因幡電機製作所(本社=大阪市、奥田泰央社長)が共同研究により開発した「U字リブ構造」を採用した新型ポールが、首都高速道路の照明柱として初めて納入され、今年1―2月に建柱された。試験結果では、標識柱・照明柱等の安全性が従来の約30倍も向上する。
今回納入されたのは首都高3号線(渋谷―用賀間)に120本、首都高全体では300本。
99年7月の標識柱の落下など、近年、道路上の標識柱・照明柱の倒壊事故が発生し、安全性向上が急務となっている。こうした事故の原因の一つとして、長時間与えられ続けた振動による金属疲労が指摘されている。
従来型リブのポールでは、リブ先端部の応力集中による金属疲労が大きな要因となって、リブ先端溶接部から亀裂が発生している。新日鉄では疲労特性改善の観点から、新たな基部補強構造の開発を進めた結果、応力集中を回避し大幅な疲労強度の改善ができる補強構造「U字リブ構造(特許出願中)」の開発に成功した。
疲労試験では、高架上の交通振動・強風等より相当大きい160メガパスカルの繰り返し応力を加えた場合、従来リブは約6万回の繰り返しで亀裂が発生する。だが、「U字リブ構造」では30倍の180万回以上耐えられるという結果を得た。
今回納入されたのは首都高3号線(渋谷―用賀間)に120本、首都高全体では300本。
99年7月の標識柱の落下など、近年、道路上の標識柱・照明柱の倒壊事故が発生し、安全性向上が急務となっている。こうした事故の原因の一つとして、長時間与えられ続けた振動による金属疲労が指摘されている。
従来型リブのポールでは、リブ先端部の応力集中による金属疲労が大きな要因となって、リブ先端溶接部から亀裂が発生している。新日鉄では疲労特性改善の観点から、新たな基部補強構造の開発を進めた結果、応力集中を回避し大幅な疲労強度の改善ができる補強構造「U字リブ構造(特許出願中)」の開発に成功した。
疲労試験では、高架上の交通振動・強風等より相当大きい160メガパスカルの繰り返し応力を加えた場合、従来リブは約6万回の繰り返しで亀裂が発生する。だが、「U字リブ構造」では30倍の180万回以上耐えられるという結果を得た。
神
戸製鋼所溶接カンパニー(島田博夫・執行社長)は、同カンパニーのホームページに、「環境白書」の項目を新たに設け、環境情報の公開を進めている。カンパニーの環境管理への活動を紹介し、社内、代理店、ユーザーと地球環境に関する認識を深める。「環境に対する行動が収益を生む」(藍田勲・執行副社長)と環境会計に基づく収益面のメリットも追求。省エネ対策や環境配慮型商品の開発、法規制への対応など溶材業界のリーダーとして、今後も先進的に取り組む方針だ。
神戸製鋼所は、92年開催の地球サミットを契機に地球環境委員会を設置し、省エネ、廃棄物の資源化などに成果を上げてきた。溶接カンパニーでは01年に、世界市場に挑戦する「アルカディア2001」を掲げ、この一環で「環境調和に徹する企業」を目指す。環境創造プロジェクトを立ち上げ、環境管理体制を確立。茨木・福知山両工場では、環境ISO14001取得に向け準備を進めている。
今回ホームページ(HP)に、環境に配慮したカンパニーの活動を紹介する環境白書を取り入れた。ページをめくると工場での省エネ対策、再資源化、環境調和型商品の紹介などが続く。
省エネ対策では、90年度比で炭酸ガス排出総量を約40%、生産量に対する原単位は約5%改善した。船舶や鉄道の利用で物流でのCO2排出削減に努め、オフィスでは空調や照明の節電、再生紙の利用を徹底している。
アドレスは、http://www.kobelco.co.jp/welding/
神戸製鋼所は、92年開催の地球サミットを契機に地球環境委員会を設置し、省エネ、廃棄物の資源化などに成果を上げてきた。溶接カンパニーでは01年に、世界市場に挑戦する「アルカディア2001」を掲げ、この一環で「環境調和に徹する企業」を目指す。環境創造プロジェクトを立ち上げ、環境管理体制を確立。茨木・福知山両工場では、環境ISO14001取得に向け準備を進めている。
今回ホームページ(HP)に、環境に配慮したカンパニーの活動を紹介する環境白書を取り入れた。ページをめくると工場での省エネ対策、再資源化、環境調和型商品の紹介などが続く。
省エネ対策では、90年度比で炭酸ガス排出総量を約40%、生産量に対する原単位は約5%改善した。船舶や鉄道の利用で物流でのCO2排出削減に努め、オフィスでは空調や照明の節電、再生紙の利用を徹底している。
アドレスは、http://www.kobelco.co.jp/welding/
住
友金属工業の関係会社で人材教育事業を行っている「住金マネジメント」(大阪市中央区)と、ISO関連事業を行っている「テクネ」(東京都)は4月1日合併、新「住金マネジメント」として再スタートを切った。
住金は連結経営時代の中で関係会社の再編統合を進めており、今回の合併もその一環で、グループ経営強化・経営資源の有効活用を目指している。
今回の合併で管理間接部門の統合効果、業容の拡大を期待している。新会社の概要は次の通り。
▽社名=住金マネジメント
▽社長=中野忠夫
▽本社=大阪市中央区
▽資本金=3000万円(住金100%出資)
▽従業員=195人
住金は連結経営時代の中で関係会社の再編統合を進めており、今回の合併もその一環で、グループ経営強化・経営資源の有効活用を目指している。
今回の合併で管理間接部門の統合効果、業容の拡大を期待している。新会社の概要は次の通り。
▽社名=住金マネジメント
▽社長=中野忠夫
▽本社=大阪市中央区
▽資本金=3000万円(住金100%出資)
▽従業員=195人
重
仮設リースの大手、ヒロセ(本社=大阪市西区、廣瀬太一社長)は、補強土事業本部の収益拡大に力を注ぐ。本年度は、テールアルメ工法など盛土補強部門の全国各県でのシェアアップや、コンスパン工法の拡充など積極的に展開して、売上高は前年度比約27%増の165億円に引き上げる方針だ。
補強土事業本部の2000年度売上高は、前年度比約8・3%増の約130億円となる見通しで、公共土木予算の縮小傾向を受けて需要が減退する中、前年度を上回る実績を確保した。また、00年度は設計織り込み活動を強化したことから、設計織り込み数量はテールアルメ工法で65万平方メートルと、例年に比べて30%以上増えている。売上高のうち、盛土補強部門は約100億円、地山補強部門が約20億円。プレキャストアーチカルバート部門は約10億円。
ヒロセでは、補強土事業本部の中期的な方針として@盛土補強部門の全国各県のシェアを50%以上に引き上げるA技術審査証明を取得したダグシム工法の拡販を図るなど、地山補強部門を強化Bコンスパン工法などプレキャストアーチカルバート部門を拡充する―を掲げており、より一層の収益拡大を目指す。
補強土事業本部の2000年度売上高は、前年度比約8・3%増の約130億円となる見通しで、公共土木予算の縮小傾向を受けて需要が減退する中、前年度を上回る実績を確保した。また、00年度は設計織り込み活動を強化したことから、設計織り込み数量はテールアルメ工法で65万平方メートルと、例年に比べて30%以上増えている。売上高のうち、盛土補強部門は約100億円、地山補強部門が約20億円。プレキャストアーチカルバート部門は約10億円。
ヒロセでは、補強土事業本部の中期的な方針として@盛土補強部門の全国各県のシェアを50%以上に引き上げるA技術審査証明を取得したダグシム工法の拡販を図るなど、地山補強部門を強化Bコンスパン工法などプレキャストアーチカルバート部門を拡充する―を掲げており、より一層の収益拡大を目指す。
東
邦シートフレーム(本社=東京都中央区、村上社長)は、ミサワホームと共同開発した縦張り金属サイディングを、東邦シートフレームブランド「ワイド455」として本年度、需要家および特約店向けでの拡販に取り組む方針。
「ワイド455」は、窯業を超えた立体感と高級感を演出する、外壁改修に最適な縦張りサイディング。特長は@独自の彫石調深彫りエンボスで、施工しやすい縦張りによる横目地を実現A溶融亜鉛55%アルミ合金メッキ鋼板にリシン特殊塗料を厚膜塗装しており、抜群の耐食性と耐候性を有しているB形状によって製品背面に空気層を持ち、結露防止効果を生み出す―など。
「ワイド455」は、窯業を超えた立体感と高級感を演出する、外壁改修に最適な縦張りサイディング。特長は@独自の彫石調深彫りエンボスで、施工しやすい縦張りによる横目地を実現A溶融亜鉛55%アルミ合金メッキ鋼板にリシン特殊塗料を厚膜塗装しており、抜群の耐食性と耐候性を有しているB形状によって製品背面に空気層を持ち、結露防止効果を生み出す―など。
大
手屋根メーカー、元旦ビューティ工業(本社=神奈川県藤沢市、舩木元旦社長)は、元旦トータルエコロジーシステムである「GTES(ジーテス)」を軸に、環境対応製品事業を強化する。98年から事業化に取り組み、廃ガラスリサイクル処理工場のフランチャイズ展開などを推進。さらに展開を広げ、全売上高に占める構成比率を当面10%、中期的には30%以上に引き上げていく。
「GTES(ジーテス)」はCO2削減やリサイクル、環境汚染など多発化する環境問題にトータルで対応できる総合エコロジーシステム。
「GTES(ジーテス)」はCO2削減やリサイクル、環境汚染など多発化する環境問題にトータルで対応できる総合エコロジーシステム。
東
京地区の平鋼市況は6×50で5万2000円中心の横ばい。小口当用買い傾向が続く。H形鋼の弱基調の影響を受けて、4月の荷動きも好転しないとみられる。
特約店は1―3月の申し込みを10―12月比15%程度減らしたため、過剰感はない。各社とも適正在庫に近い水準だが、他品種の弱基調に引きずられて停滞ムード。王子製鉄は予定していた4月契約分の値上げを5月に持ち越した。メーカーは昨年1年間で8000円の値上げを実施したが、流通は市況に転嫁できていない。
今年は大きな需要は期待できない。昨年のIT関連工場建設や大店法絡みの駆け込み需要がないため。流通は当面、現行価格の維持に努める。
特約店は1―3月の申し込みを10―12月比15%程度減らしたため、過剰感はない。各社とも適正在庫に近い水準だが、他品種の弱基調に引きずられて停滞ムード。王子製鉄は予定していた4月契約分の値上げを5月に持ち越した。メーカーは昨年1年間で8000円の値上げを実施したが、流通は市況に転嫁できていない。
今年は大きな需要は期待できない。昨年のIT関連工場建設や大店法絡みの駆け込み需要がないため。流通は当面、現行価格の維持に努める。
東
京地区の縞板市況は当用買い中心で弱含み。市中価格(3・2―4・5_、ベースサイズ)は、5万4000―5万5000円中心。
定尺の荷動きは1―3月を通じて鈍り気味との認識が強い。東京製鉄のコイル価格発表が心理的に大きな影響を与え、小売業者としては「非常に商売がしにくい」(扱い筋)状況にある。価格は注文の量により大きく変わっているが、平均すると年明けに比べて1000円下落した。
需要家からの値下げ要請が強く、「当用買い中心で客先からは様子を見られている」(同)という。メーカーの供給姿勢に変化はないようだが、鋼板全体を含めて対応が注目される。
定尺の荷動きは1―3月を通じて鈍り気味との認識が強い。東京製鉄のコイル価格発表が心理的に大きな影響を与え、小売業者としては「非常に商売がしにくい」(扱い筋)状況にある。価格は注文の量により大きく変わっているが、平均すると年明けに比べて1000円下落した。
需要家からの値下げ要請が強く、「当用買い中心で客先からは様子を見られている」(同)という。メーカーの供給姿勢に変化はないようだが、鋼板全体を含めて対応が注目される。
大
阪地区の平鋼市況はベース4万―4万1000円どころでジリ安。建築、産機・建機需要の冷え込みから、荷動きは相変わらず低調。H形鋼など僚品の動きもさっぱりで、「今月に入っても春需の気配が見られない」(特約店筋)のが現状。流通出庫量もほぼ横ばいの1万2000トン水準(大阪鉄鋼流通協会調べ)で、低位に推移している。
また、在庫はメーカー各社の生産調整効果から増勢傾向に歯止めがかかってきているが、依然として適正水準を上回っている状況。このため、特約店筋の売り腰は締まらず、安値にズルズルと引きずられているのが現状。一部地方向けでまとまれば4万円割れも散見されている。
また、在庫はメーカー各社の生産調整効果から増勢傾向に歯止めがかかってきているが、依然として適正水準を上回っている状況。このため、特約店筋の売り腰は締まらず、安値にズルズルと引きずられているのが現状。一部地方向けでまとまれば4万円割れも散見されている。
