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2002.05.23
1. 神戸製鋼、重金属類汚染土壌の無害化技術を開発
2. 全国小棒懇、需要見合い改めて強調
3. 住金スチール社長に家城氏
4.メッツオ、日産・スペイン工場向け大型プレス機受注
5. 大同鋼板、新商品開発を推進
6. 関西スチールフォーム、月間加工量5000トンめざす
7. 東邦シートフレーム、建材中心に新製品開発
8. 関東地区線材製品、市況上伸局面へ
9. 東京地区の中板、値上げに強腰
10. 東京地区のナマシ鉄線、荷動き精彩欠く
11. 大阪地区の厚板、横すべり調
2. 全国小棒懇、需要見合い改めて強調
3. 住金スチール社長に家城氏
4.メッツオ、日産・スペイン工場向け大型プレス機受注
5. 大同鋼板、新商品開発を推進
6. 関西スチールフォーム、月間加工量5000トンめざす
7. 東邦シートフレーム、建材中心に新製品開発
8. 関東地区線材製品、市況上伸局面へ
9. 東京地区の中板、値上げに強腰
10. 東京地区のナマシ鉄線、荷動き精彩欠く
11. 大阪地区の厚板、横すべり調
神
戸製鋼所は22日、汚泥ケーキ処理システム「エコサンドリサイマー」をベースに、水熱反応を応用した重金属類汚染土壌の無害化技術を開発し、12月から市場投入する。キレートなど添加剤が不要で従来法に比べて2分の1のコストで高効率に汚染土壌をリサイクルできる。今後は、プラント販売やリース、可般式処理事業などを計画しており、これまでキレート固化などで処理されてきた重金属類の無害化処理マーケットをターゲットに提案活動を強化していく。
全
国小棒懇談会(会長=宮本盛規・新日本製鉄常務)は22日、運営委員会後に会見を開き、宮本会長は「昨年は輸出で内需をカバーしたが、国際的環境下で続くかどうかは不透明であり、需要に見合った生産でなければならない」と生産調整の重要度を改めて示した。
住
金スチールの社長に、家城保雄・住友金属工業東北支社長の就任が内定した。正式には6月の株主総会・取締役会で決める。重松麓・住金スチール社長兼住友金属建材社長は、住友金属建材社長に専任する。
メ
ッツオ・ミネラルズ・ジャパン(本社=横浜市港区、奥信彦社長)は、日産自動車スペイン工場(日産モトール・イベリカ、MIFA)向けに大型ベーリングプレス機「RASV」1基を受注した。MIFAの生産台数を、現在の年間20万台から40万台へ引き上げることを受け、スクラップ処理ラインを増強するため受注につながった。受注金額は約1億円で、今年中にプレス機を設置する。
大
同鋼板(本社総尼崎市、服部正幸)は需要開拓の一環として、高機能・複合機能鋼板の開発を推進しており、近日中に「遮熱鋼板」「防菌・防カビ・防臭鋼板」「非汚染鋼板」など新商品の市場投入を予定。用途別に総合的性能バランスの取れた商品の提供を図るとともに、外壁材商品のラインナップ拡充による拡販を目指す。
関
西スチールフォーム(本社=大阪市西淀川区西島、杉本孝志社長)は鉄筋の曲げ・切断加工に注力しているが、4月はトータルで4400トンの加工量を達成、過去最高を記録した。今後は一部の部門を2直体制に強化することも検討しており、秋口には新工場スタート時の目標としていた5000トンのクリアを目指す方針だ。
東
邦シートフレーム(本社=東京都中央区、村上社長)は02年度(3月期)、売上高105億円、経常利益1億7000万円を確保する計画で、さらなる飛躍を図る。同社では、深彫りサイディングが好調な建材部門を中心に新製品を開発、市場投入するとともに、輸送費などコスト削減を徹底し、全社一丸で目標を達成していく方針。
関
東地区の線材製品市況は、普通丸釘やナマシ鉄線など徐々に下値が切り上がってきた。4月帳端明け以降、メーカー各社がトン5000円の値上げを進めていることで、問屋の売り腰が強まっている。問屋各社は仕入れ値上昇分の転嫁に努め、5000円以上の引き上げをアナウンス。段階を踏まず「一度で浸透させたい」(問屋社長)としている。需要が少ないなかでの値上げとあって、小幅の値上げ局面も見られるが、基調は上向いている。
東
京地区の熱延鋼板(中板)は強含み。メーカーの値上げピッチが速く、市況は上昇基調ながらもメーカーの値上げに追いついていない。コイルセンターは、再販価格への転嫁を一段と強く迫られている。
東
京地区のナマシ鉄線は問屋の売り腰は強いが、荷動きに精彩を欠き、横ばいで推移している。
大
阪地区の厚板は荷動き不振が影響し、扱い特約店はなかなか唱えを上げられない状態が続いている。市況は3万7000円(トン当たり、16ミリ厚の3×6幅)どころで横ばい。