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2002年6月11日
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川鉄、自動車用ステン鋼板でINIと技術提携
・ POSCO、光陽・第2熱延ミル再会
・ 三井物産鉄鋼建材、2期ぶりに黒字転換果たす
・ 関西小棒懇、3.3―3.5万円が目安
・ 山村・風力発電協会長、「洋上」普及に注力
・ 日本金属、ステン冷間平鋼・形鋼を4万円値上げへ
・ 日本化線、樹脂複合線材を開発
・ ケー・エス鋼業、事業再構築図る
・ 東京地区の異形棒、需給ひっ迫感
・ 東京地区のカラーコイル、横すべり
・ 大阪地区の冷薄、値上げへ強姿勢
・ POSCO、光陽・第2熱延ミル再会
・ 三井物産鉄鋼建材、2期ぶりに黒字転換果たす
・ 関西小棒懇、3.3―3.5万円が目安
・ 山村・風力発電協会長、「洋上」普及に注力
・ 日本金属、ステン冷間平鋼・形鋼を4万円値上げへ
・ 日本化線、樹脂複合線材を開発
・ ケー・エス鋼業、事業再構築図る
・ 東京地区の異形棒、需給ひっ迫感
・ 東京地区のカラーコイル、横すべり
・ 大阪地区の冷薄、値上げへ強姿勢
川崎製鉄は10日、韓国のINIスチール(旧仁川製鉄)と、自動車用クロム系ステンレス鋼板の製造技術および製品開発に関する分野に関し、技術提携契約を締結したと発表した。同時に両社はステンレス・ホットコイルの供給・調達の安定化も図る。川鉄は独ティッセンクルップ、米AKスチールと自動車用鋼板を対象とした技術提携を締結。一方で韓国の現代ハイスコ、東国製鋼などへの出資によるスラブ、ホットコイルの安定供給態勢を構築している。今回のINIとの提携は「現時点で出資についての話は出ていない」(川鉄)という。技術提携と原板供給という従来パターンを組み合わせ、加えてステンレスに踏み込んだもので、川鉄の海外戦略が新たな局面を迎えたといえよう。
韓国のPOSCOは、光陽製鉄所の第2熱延ミルの改造工事を完了、先月26日にフル操業を再開した。同工事により同ミルの年産能力は従来比47万トン増の410万トンに増強。同社は、今回の能力増強が需要家への熱延鋼板の供給能力不足の問題を解消することになろうとコメントしている。
三井物産鉄鋼建材(本社=東京都千代田区、片山誠二郎社長)は、02年3月期の業績が、プロパー売上高が前期比1・8%増の344億9700万円、三井物産の業務委託取扱高が同6・8%増の551億6900万円、総取扱高は同4・8%増の896億6600万円となった。利益面は、経常利益が約3倍(200・1%増)の3億8800万円、当期利益は1億900万円(前期1億5000万円の損失)で2期ぶりに黒字転換した。
2002年度第3回の関西地区小棒懇談会が10日、関西棒鋼会議室で開催されたが、懇談会後の記者会見で高島秀一郎代表幹事(共英製鋼社長)は「市況3万円は通過点であり、国際価格を考えれば3万3000円から5000円が一つの目安になる」と語った。
日本風力発電協会が10日に東京のNKK本社で開催した記者懇談会の中で、山村俊之会長(ヴェステックジャパン代表取締役)は、先月参議院を通過したRPS(再生可能エネルギー導入基準制度)法案をベースに「規模のメリットが生かせる洋上風力発電普及へ本格的に取り組んで聞きたい」との見解を明らかにした。
日本金属は7月出荷分から、ステンレス冷間平鋼と形鋼の販売価格を店売り、ヒモ付きともに4万円値上げする。販価の低迷による採算割れを是正するのが狙い。依然、厳しい需要環境下にあるが、顧客に対して強い姿勢で値上げに臨む。
日本化線(本社=東大阪市高井田西3―9―25、笠野輝男社長)は、特定ひし形金網用としてポリオレフィン系樹脂を密着被覆した環境対策型複合線材「ポリテックワイヤー」を開発、今月20日から販売を開始する。同社では今後、ネットフェンスの需要拡大に向けて官公庁および建材メーカー、ひし形金網メーカーへのPRに注力し、初年度売上げで約2億円を見込んでいる。
ケー・エス鋼業(本社=大阪市住之江区、目見田忠義社長)は10月をめどに事業の再構築を図る。業務を溶接閉鎖形フープ筋の生産と精密切断加工に特化、月間の加工量を850―900トンに設定し、この中で黒字の確保を目指す。
東京地区の異形棒鋼はスクラップ高がメーカーの強気姿勢を支え、つれて商社の唱えも高く、ベース2万9000―2万9500円で強基調。夏季減産期を前に需給はタイト感を増す見通しで、目先も強含み推移が予見される。
東京地区のカラーコイル市況は厚物(0・8ミリ、大コイル)がトン当たり7万3000―7万5000円。薄物(0・35ミリ)は大コイル同14万3000―14万5000円、小コイル同16万3000―16万5000円。鋼材全般で上伸機運が高まっているものの、カラーコイル市況は大きな変動が見られず、横ばい。
大阪地区の冷延薄板はメーカーの値上げ姿勢を受けて、流通は段階的に唱えを上げてきており、市況は3万7000円(トン当たり、1ミリ厚みの3×6幅)どころで強含み。