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2002年6月14日
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関東地区の鉄スクラップ、異常な値上がリ
・ 新日鉄・住金、ステンレス事業統合で基本覚書
・ 経済産業省、対米報復関税の実施を延期
・ 大同ステンレス、ステン鋼線を2年ぶりに値上げ
・ 日新製鋼、中国のステン冷延合弁企業が設備を拡張へ
・ 新日鉄・住金、ステンレス事業統合で基本覚書
・ 経済産業省、対米報復関税の実施を延期
・ 大同ステンレス、ステン鋼線を2年ぶりに値上げ
・ 日新製鋼、中国のステン冷延合弁企業が設備を拡張へ
関東地区の鉄スクラップ市況は、史上最安値を付けた01年6月に比べ5000円高と、異常な値上がりを見せている。現在地区市況は、H2ベース1万1000―1万1900円で推移しており、年初比では3000円ほど上昇。堅調な輸出や西送り増加などが要因となった。関東鉄源協同組合の7月積み入札では、平均落札価格1万2010円となり、年初比3590円高となった。ただ、国際相場は落ち着きを見せ始めており、7月以降メーカー各社が夏季減産を実施することで、市中ではここにきて先安観も出てきている。
新日本製鉄と住友金属工業は13日、同日付でステンレス事業の統合に向けた基本覚書を交わしたと発表した。覚書に基づき今後、具体的に協議し、最終的に統合合意が得られれば、9月末をメドに事業統合のための正式契約を締結、来年4月までに統合会社を設立する。
両社はステンレス事業で昨年4月以降、住金が新日鉄からステンレス鋼板母材の供給を受けるなど協力関係にあるが、さきの包括提携以後、事業の構造的体質強化を図るため、さらに踏み込んで統合を視野に入れ協議。ともに赤字の同事業を統合によるシナジー効果で黒字化できる道がみえてきたため、統合への具体的な検討に入ることにした。
両社はステンレス事業で昨年4月以降、住金が新日鉄からステンレス鋼板母材の供給を受けるなど協力関係にあるが、さきの包括提携以後、事業の構造的体質強化を図るため、さらに踏み込んで統合を視野に入れ協議。ともに赤字の同事業を統合によるシナジー効果で黒字化できる道がみえてきたため、統合への具体的な検討に入ることにした。
平沼赳夫・経済産業大臣は13日、ゼーリック・米通商代表部(USTR)代表と電話会談し、米国の鉄鋼セーフガード(緊急輸入制限)措置に対する対抗措置の報復関税の実施を延期すること決めた。会談で米側が適用除外品目の認定など日本側の要請に対し建設的に検討していると判断し、延期を決定。日米間の話し合いを継続して行い、米側の対応をみながら、代償、除外品目など譲歩を求めていく。なお、延期期間は現段階では決まっていない。
大同特殊鋼の関連会社でステンレス鋼線メーカーの大同ステンレスは、ステンレス鋼線の販売価格を、7月契約、8月納入分から、ニッケル系4万円(トン当り)、クロム系2万円値上げする。大同特などが母材のステンレスロッド値上げを表明、7月積みから実施するのを受けて、値上がり分を吸収するとともに、これまで悪化していた採算を改善させる狙いだ。今回の値上げは2000年春以来の2年ぶり。
日新製鋼は13日、中国におけるステンレス冷延合弁企業の寧波宝新不銹鋼有限公司が、第3期の冷延設備拡張計画を行うと発表した。投資額は90億ドルで、新設する設備の能力は年産8万トン。第2期計画終了後に着手し、04年前半の稼働予定。宝新は、00年から進めている第2期の冷延工場建設工事によって、03年4月に年産16万トンの冷延態勢とする。さらにおう盛な中国のステン事情を受け、第3期計画で24万トンに拡大し、中国で最大級のステン冷延ミルの地位を確立する。