2002年8月5日
POSCOは、トヨタ自動車向けに亜鉛めっき鋼板を含む自動車用鋼材のサンプルを出荷第一段階の評価テストが終了した。今後価格、納期などの一定の協議を経て、トヨタはPOSCO材の採用に踏み切る見通し。すでに日本の自動車メーカーでは三菱自動車、日産自動車、ホンダ、日産ディーゼル(現在は中止)などがPOSCO材を採用している。ただ数量的には1社1000トン前後(月間)のわずかな水準にとどまっている。
高炉メーカーは松下電器産業向けのヒモ付き価格の値上げ交渉を進めてきたが、このほど、大筋で決着した。基本的には松下電器産業・本社の事業部集中購買分(薄板3品購入量=月間5000―1万トン)については10月1日出荷分から薄板3品(熱延薄板、冷延薄板、表面処理鋼板)で5000円上げる。高炉サイドはトン1万円の値上げを要求しており、残り5000円も継続して値上げを要請していく。
6月の大手高炉5社の出銑量(1日当たり)は21万743トン前月比1・15%増、前年同月比0・42%減少した。これにより2002年度第1・四半期の出銑量は21万235トン前期比3・22%増、前年同期比0・16%増加し、前年同期以来の高水準となった。
米下院は米国時間27日、通商上の規律に関する権限を大統領に与える大統領貿易権限(TPA)法案を可決した。
住友金属工業は、材料開発と利用技術の提案をベースに、電磁鋼板の自動車分野への取り組みを強化する。高効率モーターに対応する材料にシミュレーション、実体評価の利用技術を組み合わせ、04年以降の新車モデルチェンジをターゲットとして、電装品や駆動系モーターでの適用拡大を目指す。