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2002年8月14日
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新日鉄、10―12月積み輸出鋼材を減産へ
・ 中国・02年上半期の鋼材見掛け消費1億トン突破へ
・ 6月の鉄鉱石輸入、前月比13.9%減少
・ 鋼管鉱業、スラグ輸出を拡大
・ 東京地区の薄板市場、品薄一段と加速
・ 中国・02年上半期の鋼材見掛け消費1億トン突破へ
・ 6月の鉄鉱石輸入、前月比13.9%減少
・ 鋼管鉱業、スラグ輸出を拡大
・ 東京地区の薄板市場、品薄一段と加速
新日本製鉄は、薄板類を中心に10―12月積み輸出鋼材の減産に踏み切る。主力のアジア市場における鋼材の在庫補填の動きが7―9月期までに一巡。加えて1―3月期の鋼材不需要期を控え10―12月期は購買意欲が低下する見通し。このような状況において、同社は中国の暫定セーフガード対応で同国向け輸出の自粛を余儀なくされるが、その減少分を他国市場や国内に振り向けず、実需見合いの生産を徹底する。
中国の2002年上半期の鋼材見掛け消費が1億トンを突破した。同期の鋼材見掛け消費は1億141万トンで前年同期比22・4%増。内訳は、国内生産9192万トン、19・8%増、輸入1172万トン、37・5%増、輸出223万トン、8・2%減だった。鋼材消費の大幅増加は、自動車、船舶、家電など主要工業製品の生産が軒並み前年実績を上回り、加えて土木・建築投資も高い伸びを持続しているため。
6月の鉄鉱石輸入量は991万4000トン前月比13・9%減少し、これで2002年1―6月累計で6303万2000トン前年同期比0・5%増加した。
鋼管鉱業(安西直昭社長)は、親会社のNKK京浜、福山両製鉄所で生成される鉄鋼スラグを素材に、年間約600万トンのスラグ製品を生産しているが、ここ2、3年、需給がタイト化している水砕スラグをセメント原料として、東南アジア向けなど輸出を拡大する方針。
東京地区の薄板市場はお盆休み明け、一段と需給がひっ迫しそうだ。販売業者にコイルを慎重に販売する姿勢が強まり、8月後半から9月にかけて引き合いが増えれば、品薄が加速するのは間違いないとみられる。定尺品の価格も続伸の勢いで、流通では「8月中に(トン当たり)5万円が見えてくる」との予想も出ている。