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2002年8月16日
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宝山鋼鉄、第4四半期の冷延鋼板を値上げ
・ 住友金属、自動車用の無機系潤滑処理鋼板を商業生産へ
・ 伊藤忠丸紅特殊鋼、レベラー1基を更新
・ 6月ステンレス鋼板の受注量、高水準を維持
・ 大阪地区のH形、さらに1000円値上げの動き
・ 住友金属、自動車用の無機系潤滑処理鋼板を商業生産へ
・ 伊藤忠丸紅特殊鋼、レベラー1基を更新
・ 6月ステンレス鋼板の受注量、高水準を維持
・ 大阪地区のH形、さらに1000円値上げの動き
中国最大の鉄鋼ミル、宝山鋼鉄は、第4四半期(10―12月期)の薄板類の国内出荷価格を熱延鋼板、めっき鋼板などおおむね据え置きとし、冷延鋼板のみトン100元引き上げる。同社は第2四半期でトン100―200元の期中値上げを、第3四半期で400―600元の大幅な追加値上げを実施している。
住友金属工業は、今秋にも自動車用の無機系潤滑処理鋼板の本格商業生産を開始する。無機系潤滑皮膜を採用し、プレス加工性などを高めた「熱冷延用新潤滑処理鋼板」と「合金化溶融亜鉛めっき潤滑処理鋼板」の2製品で、これまで自動車メーカーおよび部品メーカーで品質確認などを行ってきたが、態勢が整った。これにより自動車用鋼板分野で、高度の表面処理技術を生かした付加価値戦略を強化する。
伊藤忠丸紅特殊鋼(本社=東京都中央区、仲晃生社長)は、セイコーステンレス事業部ステンレスセンター(群馬)のレベラー1基をリプレースする。メーター幅のNo.1レベラー一基を廃却し、4フィート幅のレベラー1基を導入するもので、投資額は4000万円。切断範囲(幅、厚さ、長さ)と精度を引き上げ、顧客ニーズへの対応力を高める。新レベラーの稼働は9月初旬をメドにしており、加工工程の導入に向けた準備を進めている。
ステンレス協会がまとめた6月のステンレス鋼板用途別受注実績によると、受注量の合計は前月比4・6%増の13万5699トン(前年同月比3・6%増)と前月比較で2カ月ぶりに増加し、前年同月と比べると3カ月連続で増加した。内需は同4・8%増の9万1888トン(同0・9%減)、輸出は同4・1%増の4万3811トン(同14・5%増)。
大阪地区の流通筋でH形鋼の販売価格を、来週以降さらに1000円方引き上げる動きが出てきている。また、コラムも小口ながらS造の物件が秋口にかけて期待できることから、加工メーカーでは来週にも1000円の値上げを打ち出してくる見通しだ。