2002年8月26日
大手鋼板メーカー、淀川製鋼所(鈴木鐸志社長)は、昨年10月の値戻し実施後も採算割れの状態が続いている店売り向けGLめっき鋼板に関して、抜本的な市況対策に乗り出す。9月から厚番手(0・8ミリ)の販売価格をトン当たり6万5000―7万円を下限とし、これ以下の価格は引き受けを拒否する。これまでは物件ごとに価格対応するのが慣例で、販売下限価格を設定・公表するのは初めて。
NKKと川崎製鉄は、経営統合により来年4月に発足するJFEグループの03―05年度の中期経営計画を策定中だが、その中核事業会社となるJFEスチールは、05年度での連結経常利益1700億円をターゲットに検討を進めている。計画はセクター制の導入による品種別収益管理の徹底、従業員および設備の効率性・生産性アップ、海外アライアンスの充実、管理部門のスリム化と関係会社の収益向上などを柱とする。
淀川製鋼所は4月出荷分から、溶融亜鉛めっき鋼板の建材向けひも付き販価の値戻し(トン当たり1万円)に取り組んできたが、6月出荷分で同5000円の値戻しが浸透。9月出荷分で残り5000円の再値上げを行う。また、6月帳破から実施した、店売り向けカラー薄番手(0・35ミリ)の値戻し(同1万円)も今上期中に浸透させていく方針だ。
日本と台湾の鉄鋼産業関係者が鉄鋼貿易や鉄鋼需給など、鉄鋼を巡って意見を交わす「日台鉄鋼対話」の第2回会合が、今月29日、東京で開催されることになった。日本からは新日本製鉄の三村明夫・副社長や経済産業省の半田力・鉄鋼課長などが、台湾からは台湾鋼鉄協会の王鍾渝理事長、中国鋼鉄(CSC)の陳澤浩・副総経理などが出席し、米国の鉄鋼セーフガード措置など鉄鋼貿易の情勢、アジア市場の分析などで議論する予定だ。
三井松島産業(多河喜史社長)は23日、海外炭の管理・統括会社として、豪シドニーに「三井松島インターナショナル(MMI、6月12日付)」を設立したと発表した。