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2002年9月4日
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小棒市況、上伸力いぜん衰えず
・ 住金、台湾向けスラブ商談が230ドル台・15万トン納入で決着
・ 7月の大手高炉5社の出銑量、高水準を記録
・ 三星海運、4期ぶりに黒字確保へ
・ 台湾・Y輝企業、中国に亜鉛めっき・カラー鋼板生産工場を建設へ
・ 住金、台湾向けスラブ商談が230ドル台・15万トン納入で決着
・ 7月の大手高炉5社の出銑量、高水準を記録
・ 三星海運、4期ぶりに黒字確保へ
・ 台湾・Y輝企業、中国に亜鉛めっき・カラー鋼板生産工場を建設へ
関東・中部・関西の主要3地区で、小棒市況が上伸基調を維持している。とくに需給がひっ迫している中部の上伸力が強く、トン3万円を超えて、なお強含んでいる。各地区メーカーは、ネット3万5000円を目標とするところが多く、値上げを推進中。つれて商社は唱えを上げている。10―12月は需要期となり、出荷が増える見通し。03年に全国で計画されている超高層マンションの建設が前年比倍の1万5000戸以上(不動産経済研究所調べ)など、好調な需要を背景に強基調が続き、年内3万5000円が射程圏に入る。
住友金属工業は、台湾・中国鋼鉄グループのイエロン向け10―12月積みのスラブ商談を進めていたが、このほど前四半期比22ドルアップの230ドル台(C&F)の価格で、15万トンを納入することで決着した。
住金はイエロン向けに7月から1年契約で、最大60万トンのスラブを供給することで合意済み。
住金はイエロン向けに7月から1年契約で、最大60万トンのスラブを供給することで合意済み。
7月の大手高炉5社の出銑量(1日当たり)は21万1733トンで前月比0・47%増、前年同月比0・36%増加した。5社出銑量はこれで5月以降、3カ月連続して21万トン台で推移しており、7月の場合、01年6月の21万1635トンを上回り、ここ3年間では過去最高水準を記録した。中国、韓国などアジアを中心に、半製品、鋼材などの輸出がおう盛で、内需は自動車向け薄板が好調のようだ。
三星海運(本社=大阪市西区新町、北村大一郎社長)は中山製鋼の高炉操業休止に伴い、新日本製鉄から受け入れるスラブ、ビレットなどの輸送業務を新たに事業に加えた。この新業務態勢に加え、会社を挙げてのコストダウンにより、月間ベースで黒字に転換してきており、本年度は最終的に売上高90億円、経常ベースでは4期ぶりに2億円の黒字確保を目指す。
台湾のY輝企業は、中国に亜鉛めっき鋼板、カラー鋼板生産工場を建設する方針を固めた。中国・江蘇省常川に立地する計画で、冷延ミルからの下工程一貫の工場を建設する計画。最終的な能力は冷延工場が年産30万トン、亜鉛めっき鋼板工場が100万、カラー鋼板工場が35万トン。第1工事として2004年からカラー鋼板工場15万トン分を先行して稼働させる。台湾政府に進出申請を行い、認可されれば具体化に乗り出す。