2002年9月5日
三菱商事、三菱日立製鉄機械、三菱電機など三菱グループは、上海宝山からNo.3CGLラインを約20億円で受注した。2008年9月に開催される北京オリンピック向けの建材需要増に対応するもので、総投資額は約70億円。鋼材製品の国産化と共に製鉄機械の内製化が狙いで、機器製作などについては近く三菱グループ各社が中国に持っている合作会社の宝菱工程や宝菱電機などが正式に受注することになる。工期は25カ月間で、ホットランは04年9月の予定。
NKKは韓国の大手単圧ミル、東部製鋼に出資する方針を固めた。NKKは年間40万―50万トンの冷延鋼板用ホットコイルを供給しており、NKKは安定供給先の確保、東部製鋼にとっては原板調達の安定化が狙いとみられる。関係筋によると、NKKの出資は従来の良好な関係を確認するためのもので、出資額は4億―5億円にとどまるもようだ。
神戸製鋼所は、薄板コイルセンターの小室鋼業(本社=東京都墨田区、小室秀夫社長)を系列化する。小室鋼業の第3者割当増資を引き受ける形で同社株式の39・4%を取得、筆頭株主となる。以前から同社に出資していた神鋼商事が社長を派遣。取引関係の深い神鋼商事、日鉄商事は神鋼とともに第3者割当増資を引き受ける。
大阪地区電炉メーカーで、鉄スクラップ購入価格の小幅値下げが相次いでいる。今月に入ってスクラップ在庫状況が良好なメーカーを中心に広がっており、中山製鋼所(8月28日)、岸和田製鋼、新関西製鉄、大阪製鉄など各メーカーの下げ幅は300円どころ。住金スチールと高炉の住金和歌山製鉄所では荷止めを行っている。
神鋼商事は4日、世界最長の高速鉄道といわれる「チベット鉄道」建設用の油圧ショベルを、中国チベット鉄道部から受注したと発表した。コベルコ建機製の45トン機19台、30トン機22台の計41台で、受注額は5200万元(約7億5000万円)。拡大する中国市場をターゲットとし、昨年4月に社内に「中国グループ」を設置。本年8月には北京事務所を拡充しており、今回の受注に結びついた。今後、さらに中国でのビジネス戦略を強化していく方針。