|
2002年9月27日
・
JFEホールディングス発足=NKK・川崎製鉄、歴史的大統合
・ 経産省見通し、3四期の粗鋼需要は2690万トン
・ POSCO、中国にステンレス冷延工場を建設へ
・ 02年度の高炉スラグ輸出、300万トン突破の勢い
・ 鉄スクラップ、関東地区は上げ局面に
・ 経産省見通し、3四期の粗鋼需要は2690万トン
・ POSCO、中国にステンレス冷延工場を建設へ
・ 02年度の高炉スラグ輸出、300万トン突破の勢い
・ 鉄スクラップ、関東地区は上げ局面に
NKKと川崎製鉄はきょう27日、共同持株会社「JFEホールディングス」を設立、経営統合する。両社はその傘下に入り、来年4月には5つの事業別会社に再編、JFEグループとして本格的なスタートを切る。2001年4月の統合発表から1年半。諸課題に取り組み、企業文化の違いを乗り越えて、70年に誕生した新日本製鉄以来の歴史的大統合を成し遂げた。連結売上高2兆5000億円、本体粗鋼生産2500万トン。05年度でグループ統合効果年間800億円、経常利益2000億円をめざす巨大鉄鋼企業が始動する。
きょう発足するJFEホールディングスは鉄鋼業界初のホールディングカンパニーで、江本寛治会長、下垣内洋一社長のもと、グループの戦略機能を担い、全グループのリスク管理と対外説明責任を負うスリムなグループ会社として業務を遂行する。資本金は1000億円。従業員は当初約70人でスタート、来年4月に約110人となる予定。26日に東京、大阪、名古屋の3証券取引所に上場した。
NKKと川鉄はその傘下に入り、来年4月にJFEスチール、JFEエンジニアリング、JFE都市開発、川崎マイクロエレクトロニクス、JFE技研の5つの事業会社に再編される。事業会社ごとに発足後3年間の中期経営計画を策定中で、人事と併せ年内に固める予定。
きょう発足するJFEホールディングスは鉄鋼業界初のホールディングカンパニーで、江本寛治会長、下垣内洋一社長のもと、グループの戦略機能を担い、全グループのリスク管理と対外説明責任を負うスリムなグループ会社として業務を遂行する。資本金は1000億円。従業員は当初約70人でスタート、来年4月に約110人となる予定。26日に東京、大阪、名古屋の3証券取引所に上場した。
NKKと川鉄はその傘下に入り、来年4月にJFEスチール、JFEエンジニアリング、JFE都市開発、川崎マイクロエレクトロニクス、JFE技研の5つの事業会社に再編される。事業会社ごとに発足後3年間の中期経営計画を策定中で、人事と併せ年内に固める予定。
経済産業省は26日、2002年度第3四半期(10―12月期)の鋼材需要見通しを発表した。鋼材需要は2433万トン(前期比63万トン、2・5%減、前年同期比59万トン、2・5%増)と予測、これに見合った出荷等粗鋼需要量は2690万トン(同42万トン、1・5%減、同209万トン、8・4%増)と策定された。
これまでけん引材料となっていた輸出が、中国向けが暫定セーフガード措置の影響によって前期比で50万トン下回るなど、輸出は前期より減少、逆に国内需要は季節的要因で建設分野の増加を見込み、増加となる。ただ、粗鋼は本年度第1四半期から2700万トンを超える高水準を続けており、第3四半期も2700万トン際のレベルと予想され、国内在庫が再び増加してきている状況から、需給バランスを勘案した的確な生産対応がポイントとなる。
これまでけん引材料となっていた輸出が、中国向けが暫定セーフガード措置の影響によって前期比で50万トン下回るなど、輸出は前期より減少、逆に国内需要は季節的要因で建設分野の増加を見込み、増加となる。ただ、粗鋼は本年度第1四半期から2700万トンを超える高水準を続けており、第3四半期も2700万トン際のレベルと予想され、国内在庫が再び増加してきている状況から、需給バランスを勘案した的確な生産対応がポイントとなる。
韓国のPOSCOはこのほど、中国・山東省青島にステンレス冷延工場を建設することを決めた。年産能力は15万トン。2003年8月着工、05年稼働開始の予定。新会社はPOSCOにとって張家港浦項不銹鋼(江蘇省)に続く、中国2番目のステンレス鋼板生産拠点となる。張家港は年産能力を28万トンに倍増中で、POSCOの中国でのステンレス冷延能力は、05年に43万トンとなる。
高炉スラグ輸出は1995年度以降、7年連続して前年度を上回り、02年度にもこの傾向が引き継がれ、300万トン台を突破する勢いにある。供給面では02年度の粗鋼生産が前年度の1億200万トンを数百万トンほど増加する公算が大きく、また、セメント原料として東南アジアを中心におう盛な需要が続いていることが背景になっている。
関東地区の鉄スクラップ市況は、小幅ながら上げ局面に転じる可能性が出てきた。26日に東京製鉄・宇都宮が400円値上げしたのに続き、ダイワスチールが同日300円値上げした。当初、連休明けの24日以降、メーカー各社は需要減により値下げを検討していたが、プライスリーダーの東鉄・宇都宮が値上げしたことで、地区相場は300―400円上げの価格調整局面を迎えた。