2002年10月10日
関東地区の鉄スクラップ市況は、メーカーの12―14日のフル操業を目前に控え、小幅上げ局面を迎えている。8日から合同製鉄・船橋が一律500円値上げし、建値1万800円に。また9日から東京製鉄・宇都宮が特級1万2700円(300円上げ)、大三製鋼が特級1万1000円(同)に建値を引き上げた。他社も入荷難から値上げの意向を強めており、近くメーカーの上げが一巡する見通し。
新日本製鉄は9日、インドネシアの天然ガス開発用海洋プラットフォーム1基とパイプライン1連について、プレミア社からターンキー(設計・調達・製作・据付・試運転を含む工事一式)受注したと発表した。受注金額は約40億円。
国際鉄鋼協会(IISI)は、ローマで開催した第36回年次総会において、会長に加ドファスコのジョン・メイベリー氏を選出した。

 同総会は6―9日の日程で開催されたもので、8日の理事会、会員年次総会においてメイベリー氏がIISI会長に選出され、9日に就任した。
三井物産は1日付で、鉄鋼製品本部内に中国・事業推進室を新設した。同社は中国最大の鉄鋼企業、宝鋼集団と合弁で上海宝井鋼材加工配送有限会社を設立、中国国内における鋼板類の加工・物流事業を強化・拡大する方針を打ち出している。中国・事業推進室は鉄鋼製品本部長の直轄室として、本部中国戦略の企画・立案、上海宝井鋼材の運営・管理などを担当する。
住友金属工業は高炭素鋼帯でクロムモリブデン鋼の受注拡大を図る。平面型ワイドテレビのフレーム材向けが好調だが、今後、大型化の方向にある液晶テレビのフレーム材などの需要を開拓、月間2000トンの数量確保をめざす。