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2002年10月17日
新日本製鉄と日本風力開発が設立した特定目的事業会社「エヌエスウインドパワーひびき」は、北九州響灘地区における風力発電事業の交付認定を正式に受け、風力発電事業をスタートする。総事業費30億円のプロジェクトで、定格出力1万5000キロワット(1500キロワット×10基)と年間発電量は毎時約3万5000キロワット。供用開始は03年3月末を予定しており、九州電力と15年間の売電契約を結んでいる。新日鉄にとって初の風力事業となる。
日本重化学工業の多比羅誠管財人は16日、花巻工場の肥料製造関連事業を電気化学工業に営業譲渡することで基本合意したと発表した。更生計画の一環として譲渡されるもので、東京地裁など関係先の許可を得られることを条件として、2003年7月をメドに営業譲渡する予定。
大阪地区のH形鋼特約店は、市況上伸に向けて、再度販売姿勢の強化を図ることになった。来週から持ち込み3万7000円の販売価格を徹底させるとともに、11月初旬以降は3万8000円を浸透させたい考え。メーカーの値上げ玉が入り始めており、「このままでは大幅な採算割れとなる」との危機感から、流通では不退転の決意で臨む方針。
鉄鋼コンサルタントの英メップス(インターナショナル)はこのほど、2002年の世界の粗鋼生産が前年比4・8%、4000万トン増の8億8600万トンに拡大するとの見通しを示した。同社は、02年の中国の粗鋼生産は18%、2700万トン増の1億7580万トンに達すると予測。日本については鋼材輸出が非常に高い水準を維持してきており、大手高炉が10―12月期に輸出鋼材減産のスタンスを示しているものの、通年では1・9%、190万トン増の1億480万トン程度になるとみている。
中国の1―8月の全鋼材見掛け消費は、1億3756万トンで前年同期比22・9%増となった。内訳は生産1億2412万トン、19・6%増、輸入1679万トン、48%増、輸出335万トン、6・4%増。