2004年02月26日
JFEスチールは25日、グループ企業の再編統合の一環として、鉱業、厚板流通加工、知財・技術情報・検査分析会社を統合すると発表した。川鉄鉱業と鋼管鉱業を7月1日付、東京シヤリングと川鉄鋼材工業を10月1日付、さらに川鉄テクノリサーチ、鋼管計測、日本鋼管テクノサービスの3社を10月1日付でそれぞれ合併する。

 川鉄鉱業と鋼管鉱業は対等合併により、「JFEミネラル(株)」となる。社長には藤森寛敏・JFEエンジニアリング副社長(4月に川鉄鉱業社長)が就任し、代表権のある副社長に安西直昭・鋼管鉱業社長が就く予定。

関東地区の鉄スクラップ価格は、85年5月以来のトン当たり2万5000円に上昇した。電炉最大手の東京製鉄は25日、鉄スクラップ購入価格を全工場でトン当たり2000円値上げし、宇都宮工場で特級2万8500円とした。アジアの割高な製品、原料価格をにらんだ価格提示であり、関東地区の鉄スクラップ市況は『3万円』を視野に入れた展開が予想される。

韓国POSCOはこのほど、日本鉄スクラップ(新断、HS、H1、シュレッダー)を合計で5万トン超調達したもよう。新断、HSベース(C&F)でトン当たり3万4800円となり、前月比で約5000円(16%)値上がりした。上級スクラップを中心としたスポット(当用買い)調達であるが、指標品種のH2もさらに上伸する可能性が高まっている。

フェロクロム最大手のスイスのエクストラータは24日、南アのSAクロム・アロイズとの間で、フェロクロム生産の合弁事業を立ち上げることで合意したと発表した。両社が南アに持つ資産を統合して世界生産の26%に相当する年産145万トンの能力を持つフェロクロム事業を立ち上げ、操業を効率化するなどの相乗効果を狙う。

住友商事と伊藤忠商事は25日、石炭大手のエクストラータ(本社=スイス)と共同で、豪クイーンズランド州の一般炭の新規炭鉱、ローレストンの開発を決めたと発表した。05年に出荷を開始し、08年に年産800万トンのフル生産に入る。総投資額は2億9100万豪ドル。住商、伊藤忠は日本向けの排他的代理権を持ち、産出分を独占販売する。着価格で競争力のある新たなソースを開発して需要家に安定供給する。