|
2004年03月15日
・
三井物産、シンガポールに在庫拠点
・ 中国鋼鉄、輸出量25%以下に削減
・ 日新製鋼 建材・加工事業、全社経常益の10%目指す
・ 関東地区の鉄スクラップ 続落へ
・ JFEスチール、H形5000円値上げ
・ 中国鋼鉄、輸出量25%以下に削減
・ 日新製鋼 建材・加工事業、全社経常益の10%目指す
・ 関東地区の鉄スクラップ 続落へ
・ JFEスチール、H形5000円値上げ
三井物産は、東南アジア市場における厚板・条鋼類の在庫販売拠点となるリージェンシー・スチール・アジア社をシンガポールに設立、このほど営業を開始した。現地上場企業、ホンリョン・アジアの鋼材事業の顧客および在庫を継承。おもに船舶修繕・海洋構造物および建設・機械用の厚板、建設資材用条鋼を年間20―30万トン扱い、7000―8000万米ドルの売り上げをめざす。
三井物産・鉄鋼製品本部は事業強化に向けて海外投資を積極化する方針を打ち出し、チェコや中国・福建省での薄板コイルセンターの設置などを相次いで決めている。
三井物産・鉄鋼製品本部は事業強化に向けて海外投資を積極化する方針を打ち出し、チェコや中国・福建省での薄板コイルセンターの設置などを相次いで決めている。
台湾現地報道によると、経済部主催による鉄鋼材料需給説明会が11日に高雄で開かれ、中国鋼鉄はその席で国内の供給不足に対応するため、生産量に占める輸出量を25%以下に引き下げる意向を明らかにした。これで数十万トン分が国内市場に回されることになる。中国鋼鉄からの供給を受けている東南アジア進出の台湾企業は反発している。
日新製鋼の建材・加工事業本部(本部長=浅沼斎・常務執行役員)は、このほど策定した収益計画(04―05年度)で最終年度収益目標に、同社単独経常利益の10%を同事業本部で安定確保することを掲げた。表面処理鋼板および塗装鋼板のさらなる値戻しを推進するほか、生産・物流拠点の再構築などでコスト合理化を実施、目標達成をめざす。
東京製鉄は13日、鉄スクラップ購入価格を500円値下げ(宇都宮工場で特級2万8000円)した。先に関東鉄源協同組合の輸出入札価格が5カ月ぶりに反落し、他電炉はすでに鉄スクラップ購入価格を500円値下げしている。これらにより、関東地区の鉄スクラップ市況は本格的な続落場面を迎えそうだ。
JFEスチールは、3月契約分の店売り向けH形鋼をトン5000円値上げする。他メーカーでは、東京製鉄がトン1万2000円、新日本製鉄がトン7000円の値上げを表明するなか、「市況の過熱を懸念して」(建材営業部)、トン5000円の値上げ幅とした。
4―6月の生産量は検討中。工場はフル稼働態勢としており、増産に努めるが、鉄源不足から他品種との兼ね合いとなる。