|
2004年05月20日
・
三井物産、連結純利益1000億円めざす=新2カ年計画
・ 阪和興業、海外強化『攻めの経営』
・ 住金物産、鋼管・鋼板・機械分野の子会社を再編・統合
・ 4月の粗鋼生産 2.4%増、910万トン台
・ 東南ア鉄協・トン会長、JVで高炉建設の可能性を示唆
・ 阪和興業、海外強化『攻めの経営』
・ 住金物産、鋼管・鋼板・機械分野の子会社を再編・統合
・ 4月の粗鋼生産 2.4%増、910万トン台
・ 東南ア鉄協・トン会長、JVで高炉建設の可能性を示唆
三井物産は新2カ年経営計画「GLOBAL GROWTH 2006」において、最終06年3月期の連結純利益1000億円(04年3月期実績684億円)達成をめざす。金属事業は、金属セグメントで290億円(同242億円)、全世界ベースで360億円(同324億円)を稼ぎ出す計画。投資については全社で2年間・4000億円強を計画しており、重点分野として鉄鋼原料の豪州既存案件拡張、非鉄金属の新規権益取得などを具体化する方針である。
阪和興業は04年度を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定、19日発表した。顧客志向・提案型営業の強化、アジア市場への資源投入、新規事業育成などを重点成長戦略に掲げ、最終06年度で連結ベース売上高9200億円(03年度実績7520億円)、営業利益156億円(同127億円)、経常利益125億円(同104億円)、総資産純利益率ROA2・1%(同2%)、株主資本純利益率ROE10・0%(同10・2%)、一株当たりの総資産BPS370円(同273円)、負債倍率(ネット)1・2倍(同1・8倍)をめざす。「10年後の阪和のあるべき姿を踏まえ、その基礎を今中計で築く」(北修爾社長)。
住金物産の金属カンパニー(カンパニー長・井上尚男副社長)は19日、「5年ビジョン」に基づく事業戦略として、鋼管、鋼板、機械の3ユニットにおいて子会社などの再編・統合による事業強化を図ると発表した。「5年ビジョン」で金属カンパニーは、重点・拡大分野での加工・流通機能の強化方針を打ち出しており、再編・統合を通じ流通機能の強化を図っていく。
日本鉄鋼連盟が19日発表した4月の生産速報によると、全国の粗鋼生産は前年同月比2・4%増の916万9000トンと2カ月ぶりに前年実績を上回った。前月比では1・4%の減少。普通鋼生産は前年同月比で2カ月ぶりに増加に転じた。特殊鋼の生産は4月実績で過去最高、月間で過去5番目の高水準だった。
東南アジア鉄鋼協会のウェリントン・トン会長(フィリピン鉄鋼協会会長)は、18日に産業新聞社のインタビューに応じ、タイ鉄鋼協会が高炉など上工程の建設を検討していることを受けて、「域内各国が加われば合理的、リーズナブルにできる。非常に興味がある」と語り、複数国のジョイントベンチャーによる上工程建設の可能性を示唆した。実現すれば東南ア初の高炉建設となる。域内各国では鉄源不足が深刻化しており、トン会長は各国の連携で鉄源対策を講じる必要があると強調した。