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2004年05月21日
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04年度 原料高4720億円=高炉5社見通し
・ JFEHD 3月期、連結経常益2000億円突破
・ JFE商事HD 8月設立=4事業会社を設立
・ 東京製鉄、6月も全品種据置き
・ 鉄スクラップ 韓・中で踊り場局面
・ JFEHD 3月期、連結経常益2000億円突破
・ JFE商事HD 8月設立=4事業会社を設立
・ 東京製鉄、6月も全品種据置き
・ 鉄スクラップ 韓・中で踊り場局面
高炉5社の見通しによると、2004年度の原燃料・フレートのコストは前年度比4720億円増加する。03年度の経常利益5371億円の大半が消える規模。
鉄鉱石が18%、強粘結炭が25%などと年間契約価格が上がったうえ、スポット価格で調達する鉄スクラップ、ニッケル、コークスなどが大きく上がり、鉄鋼業界全体で主な原料のコスト負担増は7000億円近くに上る。各社とも原燃料コストの上昇が値上げの収益改善効果を上回ると見ており、コスト削減と追加の値上げで原料高をまかなうのが課題になる。
鉄鉱石が18%、強粘結炭が25%などと年間契約価格が上がったうえ、スポット価格で調達する鉄スクラップ、ニッケル、コークスなどが大きく上がり、鉄鋼業界全体で主な原料のコスト負担増は7000億円近くに上る。各社とも原燃料コストの上昇が値上げの収益改善効果を上回ると見ており、コスト削減と追加の値上げで原料高をまかなうのが課題になる。
JFEホールディングスが20日発表した04年3月期決算は連結経常利益が前期比2・1倍の2183億円と、2000億円を突破した。中国を中心とするアジアの需要拡大を追い風に高水準の生産を維持し、鋼材販売価格の改善も進んだ。経営統合後の設備統廃合による生産性向上、コスト合理化も寄与した。連結売上高は1・9%増の2兆4737億円、当期純利益は6・7倍の1068億円。期末配当は前期の倍の30円に増配。
川鉄商事は20日開催の取締役会において、株式移転により持ち株会社のJFE商事ホールディングス(株)を8月2日付で設立することを決めたと発表。あわせて同社およびエヌケーケートレーディングは同日、両社の経営統合のスキーム、持株会社傘下の各事業会社の基本事項について基本合意書を締結したと発表した。
持株会社は、川商が分割により設立する食品、半導体、不動産の3事業会社と、川商とエヌケーケートレーディングの合併により誕生する鉄鋼商社を10月1日付で傘下に収める。中核事業会社となる鉄鋼商社のJFE商事(株)は売上高が連結1兆5000億円、単独1兆2000億円規模となる。
持株会社は、川商が分割により設立する食品、半導体、不動産の3事業会社と、川商とエヌケーケートレーディングの合併により誕生する鉄鋼商社を10月1日付で傘下に収める。中核事業会社となる鉄鋼商社のJFE商事(株)は売上高が連結1兆5000億円、単独1兆2000億円規模となる。
東京製鉄(池谷正成社長)は20日、6月契約分(20日売り出し、24日締切)の販売価格を全品種据え置くと発表した。据え置きは2カ月連続。鉄スクラップ価格は下落しているが、需要は国内外で堅調に推移しているため、「需給バランスを見極めて、市況の持続的回復を図っていきたい」(安田英憲常務)考え。
韓国の鉄スクラップ市況が下げ止まった。特にソウル市、仁川市などの首都圏に比べ2万ウォン(トン当たり)程度低かった釜山市を中心とした南部地区が、今週から先行して下げ止まった。また4月上旬で300ドル近くまで上昇し、その後急落していた中国市場も、210ドル前後で下げ止まったとの観測が強まっている。
韓国や中国の一部では、これから入梅により現場施工が停滞する時期に入る。鉄筋を主体とした建設鋼材は、需要低下が予想されている。そういった意味では、今回の鉄スクラップ市況の下げ止まりは、「踊り場」といった感じであり、本格的な回復のトレンドに向かうかどうかは流動的。
韓国や中国の一部では、これから入梅により現場施工が停滞する時期に入る。鉄筋を主体とした建設鋼材は、需要低下が予想されている。そういった意味では、今回の鉄スクラップ市況の下げ止まりは、「踊り場」といった感じであり、本格的な回復のトレンドに向かうかどうかは流動的。