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2004年06月30日
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2004年第2四半期、粗鋼需要量2860万トン
・ 5月末の薄板3品在庫、0.2%微増の380万トン
・ 鉄産懇・宮本会長、薄板在庫『適正』
・ 普通鋼在庫、国内向け530万トン台
・ 関東平鋼市況、夏場契機に一段高へ
・ 5月末の薄板3品在庫、0.2%微増の380万トン
・ 鉄産懇・宮本会長、薄板在庫『適正』
・ 普通鋼在庫、国内向け530万トン台
・ 関東平鋼市況、夏場契機に一段高へ
経済産業省は28日、2004年度第2四半期(04年7―9月期)鋼材需要見通しを発表した。鋼材需要は2617万トン(前期比82万トン、3・2%増、前年同期比93万トン、3・7%増)で、出荷等相当粗鋼需要量は2860万トン(同36万トン、1・3%増、同110万トン、4%増)と策定された。2期連続前期比増、3期連続前年同期比増となり、2期続いて2800万トンを超える。第2四半期としては過去5番目。造船、自動車や民間土木など内需が総じて高水準なうえ、輸出も東南アジア、中近東などが伸びる。6月末のメーカー問屋在庫も0・93%と1%を下回り、高炉、特殊鋼とも能力的に余力が乏しく、供給面に配慮した的確な対応が必要となる。
5月末の国内薄板3品在庫(メーカー・問屋・コイルセンター合計)は前月比5000トン、0・2%微増の380万1000トンとなった。前月に引き続き2カ月連続で小幅増加したが、新日本製鉄では「従来5月は大型連休で流通が出荷減になるのに対しメーカーから流通への入荷は変わらない。このため4月から5月にかけて在庫は10万トン規模で増えるのが例年のパターンで、そういう意味で今回の微増は実質減に等しい。いまの堅調な需要からみて6月末在庫は減少するのではないか」と分析している。
鉄鋼産業懇談会の宮本盛規会長(新日本製鉄副社長)は29日の懇談会後の定例会見において、「薄板3品種在庫が380万トンとこれまで適正とみていた370万トンを引き続き上回っているが、現在の国内外の経済活動水準からすれば適正レベルにあると判断してよいだろう」と述べ、薄板についてはタイトな状況が続いているとの認識を示した。
日本鉄鋼連盟が29日に発表した5月末の普通鋼鋼材の国内向け在庫(メーカー・問屋在庫、速報ベース)は、前月末比19万4000トン、同3・8%増の532万6000トンと2カ月連続の増加となった。関係筋では「H形鋼と小棒でトータル13万トン強増えているものの、需要が強く、懸念されるレベルではない。薄板は、引き続きタイト感が強い」とみている。
関東地区の平鋼市況が8月以降、大きく上伸する気配が強まってきた。需要先の重なる厚板の供給がさらにタイト化しており、電炉の夏期減産と重なることもあって需給環境がさらに引き締まる見込み。厚板の供給不足で平鋼の引き合い増につながっている。市況はベース・トン7万9000円どころで強含み。メーカーの値上げ姿勢も強く先行き、さらに上値に向かいそうだ。