2004年10月12日(火)
 大手重仮設業者である丸紅建材リースと、エムオーテックは、10月から四国・香川県内において共同工場の運営を開始した。公共工事の縮小、鋼材価格の急騰によって、重仮設業者はコスト削減が重要な経営課題となっており、両社は今回の提携で、ヤードコスト削減および重仮設資材の有効活用を進めていく。
 神戸製鋼所と自動車大手との間で進められてきた特殊鋼棒鋼・線材のひも付き再値上げ交渉が大詰めを迎えており、要求額のトン5000円にほぼ近い上げ幅で今月内に決着する見通しとなった。値上げ実施は10月出荷分から。自動車各社は鋼材の需給が大きくタイト化していることを受けて数量確保を第一に優先しており、今回の値上げに理解を示しているとみられる。自動車大手との値上げ交渉は2003年4月出荷分と本年4月出荷分で合意に至っており、今回3度目。
 インターナショナル・ステンレス・スチール・フォーラム(ISSF)は先週、2004年1―6月期のステンレス粗鋼生産量が前年同期比6・3%増の1226万4000トンに達したと発表した。

 前年実績を上回る高水準となったのは、生産量トップのアジア地区の成長を映してのもの。アジア地区は中国、インド、韓国での伸びが生産増を牽引し、同10・8%増の572万5000トンとなった。
 新日本製鉄が主導する、タイの機械構造用鋼管(STKM)の製造・販売合弁会社、サイアム・ニッポン・スチール・パイプ(略称=SNP、大久保均社長)は、タイ国内の堅調な自動車需要をけん引役として、月間生産販売量が平均3000トンと、前年同期比で約500トン、20%程度アップしており、過去最高水準となっている。
 鉄スクラップ業者の山崎鋼商(本社=東大阪市、山崎勇治社長)は、このほど新工場を竣工させ、本社事務所と本社工場を近く全面移転する。本社工場の移転は、現本社工場の老朽化と業容拡大に伴い敷地が手狭になったことに対応したもので、主要設備には処理能力800トンの切断機を新規導入している。