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2004年10月13日(水)
新日本製鉄が12日発表した9月末時点の「ときわ会」H形鋼全国流通在庫は31万2300トンで、前月比1・4%(4400トン)減少、前年同月比14・1%(3万8500トン)増加となり、前月比では半年ぶりに減少に転じた。これまで低迷していた出庫量が回復し始めたため。
ただし鉄骨用厚板など僚品の入手難に伴う工事遅延などから、契約残は積み上がる傾向にある。このため全社で鉄源を有効活用するねらいもあって、店売り、ひも付きを合わせた10―12月の全生産量を7―9月比20―30%調整することに決めた。
ただし鉄骨用厚板など僚品の入手難に伴う工事遅延などから、契約残は積み上がる傾向にある。このため全社で鉄源を有効活用するねらいもあって、店売り、ひも付きを合わせた10―12月の全生産量を7―9月比20―30%調整することに決めた。
大手引抜鋼管メーカー、トシダ工業(本社=静岡県富士宮市、歳田雄二社長)は12日、日鉄商事などとの合弁で、中国・江蘇省無錫市に自動車用鋼管材料および部品加工品の製造・販売会社を設立すると発表した。2005年4月から操業を開始し、現地日系自動車部品メーカーに供給する計画である。トシダ工業の海外進出は、新日本製鉄とのタイ合弁・SPM以来、2拠点目となる。
フェロニオブ最大手の伯CBMM(カマルゴ社長)はミナスジェライス州のアラシャ工場に電気炉1基増設に向けた設計を完了し、導入に向けて設備メーカーとの協議に入った。年内に投資を決めたい考えで、実現すれば、2006年の稼働後でフェロニオブの年産能力が6万トンに1万5000トン拡大する。生産能力の増強で生産に余裕を持たせ、在庫能力の拡大などと合わせて、即時対応力を強化する。
東京地区の酸洗鋼板市況が続伸し、トン8万円を突破した。約1カ月で5000―7000円の大幅な上昇となっている。薄板類では最も品薄感が強く、一部サイズは高値でも手当てができない「ナイモノ高」の状態。少なくとも年内はひっ迫した需給環境が続きそうだ。
タイのサハビリア・スチール(SSI)がこのほど高炉一貫製鉄所構想を打ち出した。粗鋼能力3000万トン、新日本製鉄、JFEスチールに匹敵する規模の計画だが、その実現性が取りざたされている。資金調達、エンジニアリング、原料調達などの計画は明らかにされておらず、日系高炉・商社の間では早期の建設に懐疑的な見方が多い。
しかし、タイの鋼材需要は年間1000万トン強で高成長の只中にある。タイにとって長年の悲願だった高炉建設の議論は不可避のようだ。
しかし、タイの鋼材需要は年間1000万トン強で高成長の只中にある。タイにとって長年の悲願だった高炉建設の議論は不可避のようだ。