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2005年01月12日(水)
トヨタ自動車の張富士夫社長は先週末、昨今の鋼材需給のひっ迫について「購入する鋼材の種類を減らすなど、鉄鋼メーカーの生産効率が上がるような協力対応をとる」と語るとともに、今後の鋼材値上げに関しても「原料価格の上昇から、ある程度は仕方がない」と理解を示した。都内のホテルで開かれた自動車4団体の賀詞交換会の場で本紙質問に答えたもの。
小棒業界では、1―3月の市況展開が重要視されている。冬場の不需要期と重なって建設需要が低調。また輸出環境が悪化するなど下押し懸念が生じているが、メーカーサイドは原料の先高を予想し、販売価格を維持。商社も唱えを変えず、6万円市況を保つ意思は固く、年明け後も市況は小じっかりとしている。1―3月の市況は新年度入り以降の市況動向を左右するため、メーカー各社は「正念場」に位置づけている。
中川昭一経済産業大臣は11日、閣議後の記者会見で先週のインド訪問の際、印側と合意した自由貿易協定(FTA)を含む経済連携協定(EPA)締結を視野に入れた日印政策対話実施(次官級)について説明、「1年間のタイムリミットを設け、実質的な話を行う」とし、両国経済関係強化によるメリットの享受できる形での対話を進める考えを示した。今後、対話実施の詳細や、1年後の次ステップなどについて詳細を詰める。
JFEエンジニアリングは現中期経営計画(2003―05年度)で06年度以降の次期中期計画への継続性も勘案し、事業構造を強化、収益力を向上させ、売上高対比2%の研究開発投資が可能な強固な態勢を構築する。売上高4000億円規模の達成に向け、社会インフラ整備を中核部門の一角に据え、政府の三位一体改革にも対応、地方営業力を強める。
日本鉄鋼連盟が入手した中国国家統計局まとめの2004年11月の生産実績によると、銑鉄生産は2346万トンと前年同月比30・6%増加した。粗鋼は2504万トンと21・2%増、鋼材は2789万トンと23・5%増加。銑鉄、粗鋼、鋼材とも過去最高を更新。1―11月実績では粗鋼生産が前年同期比22・1%増の2億4529万トンと2003年の実績を上回る過去最高だった。