2005年03月29日(火)
 JFE鋼板(中西輝行社長)は28日、3月31日付で金属屋根メーカー、日建板(別所一美社長)を子会社化することを決めたと発表した。丸紅建材リースから株式を取得し、現在18・5%の持株比率を51・1%まで引き上げる。日建板を子会社化することで金属屋根事業の経営資源をより強固なものとし、経営基盤の強化を図るほか、床型枠用鋼製デッキプレート(Fデッキ)についても製造拠点が増えることで生産の効率化が見込める。
 伊藤忠丸紅鉄鋼は28日、薄板特約店の藤金鋼材(東京都中央区日本橋、資本金3000万円、樋口常徳社長)の持株比率を3月18日に25%から100%に引き上げ、連結子会社化したと発表した。伊藤忠丸紅鉄鋼は4月1日付で中上裕・薄板部薄板第2課長を社長として派遣、樋口社長は相談役に退く。
 新日本製鉄は、4月契約分(4―5月積み)から、店売り向け厚板をトン5000円値上げする。1月実施分と合わせると、年初来トータル1万円の値上げ幅となる。厚板需要は2005年度も高水準が予想され、規格高級品を主体とした母材の需給タイト感が続くことから、再度の価格改定を行うこととした。
 関東地区の磨棒鋼メーカー、松菱金属工業(長谷勝紀社長)は28日、同社の大株主である大野興業が保有する松菱金属株(発行株式の22・8%)を新日本製鉄に売却すると発表した。大野興業がメタルワン主導で事業を再編・統合し、事実上廃業することとなったことに伴うもの。併せてメタルワンが持つ松菱金属株についても一部を新日鉄が買い取り、新日鉄は松菱金属の発行株式の51%を取得。同社を子会社化する。
 中部鋼鈑は28日、同社が共同出資企業として参画する「グリーンサイトジャパン」が2003年10月から愛知県田原市内に建設を進めてきたごみ処理施設「田原リサイクルセンター“炭生館(たんせいかん)”」が完成し、4月1日から稼働を開始すると発表した。