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2005年05月19日(木)
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電炉7社決算、最高益更新が相次ぐ
・ 4月粗鋼生産 歴代5位の高水準
・ 鉄鋼主力7商社、05年3月期大幅増益
・ エア・ウォーター、今期設投200億円計画
・ 経産省 モリブデンWG、中間まとめ6月央に
・ 4月粗鋼生産 歴代5位の高水準
・ 鉄鋼主力7商社、05年3月期大幅増益
・ エア・ウォーター、今期設投200億円計画
・ 経産省 モリブデンWG、中間まとめ6月央に
普通鋼電炉主要7社の2005年3月期決算は、製品価格の上昇を受けて過去最高益を更新するメーカーが相次いだ。経常利益ベースで東京製鉄が前期比5・6倍と14期ぶりに過去最高を更新。JFE条鋼は4・4倍と5期連続で最高益を更新した。東京鉄鋼は11期ぶりに復配するなど軒並み業績が回復しており、製品価格の上昇や鉄スクラップ購入価格が当初予想より下回ったことが寄与した。
ただ、今期は製品価格の値上がりが期待できないとの厳しい見方もあり、実需見合いの生産がより一層求められそうだ。
ただ、今期は製品価格の値上がりが期待できないとの厳しい見方もあり、実需見合いの生産がより一層求められそうだ。
日本鉄鋼連盟が18日発表した4月の全国粗鋼生産量は前年同月比3・3%増の948万トンと2カ月連続で前年実績を上回った。4月としては91年の950万トンに次ぐ歴代5位の高水準。鋼材需要の拡大に対応し、高炉、特殊鋼メーカーを中心に増産基調にあるもの。
鋼種別生産では特殊鋼が36カ月連続の前年同月比増で、4月としては過去最高、月間ベースでも歴代4位の記録となった。鋼材別では条鋼類が大幅減となり、鋼板類は増加した。
鋼種別生産では特殊鋼が36カ月連続の前年同月比増で、4月としては過去最高、月間ベースでも歴代4位の記録となった。鋼材別では条鋼類が大幅減となり、鋼板類は増加した。
鉄鋼主力商社大手7社の2004年度連結業績がまとまった。鋼材需給ひっ迫や鋼材単価上昇などを受け、各社とも20%前後の増収となったほか、経常利益は阪和興業が倍増となるなど、大幅な増益を計上した。今期についても高水準の粗鋼生産が続くとともに、ひも付き価格上昇などを織り込み、各社とも増収予想で、4社が増益を見込んでいる。
エア・ウォーターは今期(2006年3月期)、トータルで200億円の設備投資を計画している。大型投資としては40億円を投じ、住友金属工業・和歌山製鉄所内に酸素プラントを建設する。稼働は本年12月を予定している。
酸素プラントの容積は2万5000立方メートル。現在、同製鉄所内には4基の酸素プラントがあるが、すべてがフル操業となっており、こうした状況の緩和が狙い。また、熱中和型の水素発生装置を某鉄鋼メーカーの鋼板熱処理用に初受注しており、現在、プラントを建設中で、来年の稼働を予定している。
酸素プラントの容積は2万5000立方メートル。現在、同製鉄所内には4基の酸素プラントがあるが、すべてがフル操業となっており、こうした状況の緩和が狙い。また、熱中和型の水素発生装置を某鉄鋼メーカーの鋼板熱処理用に初受注しており、現在、プラントを建設中で、来年の稼働を予定している。
経済産業省はステンレス製造業などの方向性を議論するステンレス製造業将来展望懇談会に基づく、モリブデンワーキンググループ(WG)の中間とりまとめを、本年6月中旬をメドに行う。
高値を更新するなどモリブデン価格の国際価格上昇や、資源偏在と寡占化を背景とした供給不安定などを踏まえ、原料安定供給確保の観点から、同WGではチリなどの海外現地調査や情報収集、動向把握を通じ、モリブデン需給の安定化、安定調達に向けた施策の検討を遂行しており、中間とりまとめとして、これら調査結果と結果を受けた対応策の明確化を図る。
高値を更新するなどモリブデン価格の国際価格上昇や、資源偏在と寡占化を背景とした供給不安定などを踏まえ、原料安定供給確保の観点から、同WGではチリなどの海外現地調査や情報収集、動向把握を通じ、モリブデン需給の安定化、安定調達に向けた施策の検討を遂行しており、中間とりまとめとして、これら調査結果と結果を受けた対応策の明確化を図る。