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2005年06月06日(月)
新日本製鉄が主導するタイの冷延ミル、サイアム・ユナイテッドスチール(SUS、山田勉社長)は、将来拡大が見込まれる薄板需要に対応し、現行設備をフル活用した操業改善によって年間生産能力を20万トン増の130万トンに高める。国産ホットの使用比率を引き上げつつ、生産効率を向上。設計能力は年産100万トンだが操業改善によってすでに113万トンに能力を引き上げている。タイでは自動車生産が2008年に04年比倍の180万台の見込みで鉄鋼需要(04年1200万トン)が増えており、小規模投資で増産対応を図る方針。
経済産業省、文部科学省など3省は2004年度「ものづくり白書」(ものづくり基盤技術の振興施策)をまとめ、3日閣議決定した。製造業の04年度概況について企業収益が過去最高を記録した一方、回復を牽引してきた対中輸出の伸びが鈍化、デジタル家電の価格低下など先行き懸念もあるとし、グローバル展開では技術流出、模倣品被害も顕在化すると指摘した。
住友商事は3日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの全額出資子会社を通じて、現地にコイルセンター(CC)を新設すると発表した。加工能力は年間6万トン。中東向けには従来、東南アジアのコイルセンターで加工、輸出する形で対応していたが、CC開設で現地問屋、需要家へのサービス充実を図る。本年末に操業開始予定。
特殊鋼流通業者の野村鋼機(本社=東京都江東区、湊義明社長)は3日、9月末をメドに工具鋼加工・販売拠点の前橋支店・加工センター(群馬)に、工具鋼の機械加工設備4機を導入すると発表した。
住友電工グループの線材2次加工メーカー、メタックス(本社=大阪府貝塚市掘1―12―2、臼井進社長)は、IT・通信ケーブル用細径補強線の製造ラインの能力増強を行う。最終工程部の伸線機およびめっき設備を現状の約2倍に増強するもので、生産ラインの効率化を図り、同分野への需要増に対応する態勢を構築する。