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2005年06月15日(水)
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三井物産、金属資源に重点投資
・ 日中官民鉄鋼対話 市場安定化への対応必要
・ 上海宝井鋼材、薄板加工 年産80万トンへ
・ アルセロール、チェコでステン鋼管製造
・ 経産省・モリブWG、技術関発の促進提言
・ 日中官民鉄鋼対話 市場安定化への対応必要
・ 上海宝井鋼材、薄板加工 年産80万トンへ
・ アルセロール、チェコでステン鋼管製造
・ 経産省・モリブWG、技術関発の促進提言
三井物産は、原料炭や銅など金属資源関連事業を中心に年間1000億円規模の投融資をコンスタントに実施していく方針だ。5―10年先をにらんだバランスある事業ポートフォリオの構築が狙い。
鉄鉱石・原料炭など鉄鋼原料、銅・アルミ・ニッケルなど非鉄資源ソースの拡大に積極的に資金を投入、鉄鋼製品事業における新規事業創出にも注力する。既存の海外資源事業の能力拡張はもちろん、需給ひっ迫が続くとみられる原料炭では新規ソース確保も急ぐ。
鉄鉱石・原料炭など鉄鋼原料、銅・アルミ・ニッケルなど非鉄資源ソースの拡大に積極的に資金を投入、鉄鋼製品事業における新規事業創出にも注力する。既存の海外資源事業の能力拡張はもちろん、需給ひっ迫が続くとみられる原料炭では新規ソース確保も急ぐ。
日本、中国の鉄鋼産業関係者が官民レベルで話し合いを行う「日中官民鉄鋼対話」の第8回会合が13日、都内で開催され、市場動向や通商案件について意見を交わした。
中国鉄鋼市場について本年1―4月の粗鋼生産1億594万トン(前年同期比24・77%増)と増加したものの、急激な伸びは安定的伸びに鈍化、年間粗鋼生産も3億2000万トンで前年比17%増に留まるとの見通しが示され、総じて中国の汎用品市場は需給が緩み始め、建築用鋼材、ステンレスなど価格低下する状況にあるとする認識を共有、市場安定化へのアプローチが必要とされた。
通商案件では発動から5年が経過したステンレス薄板アンチダンピング(AD)問題で日本側がサンセットレビューでの撤廃を求めたのに対し、適正に調査し、判断すると回答、来年初めにも結論を出すという。
中国鉄鋼市場について本年1―4月の粗鋼生産1億594万トン(前年同期比24・77%増)と増加したものの、急激な伸びは安定的伸びに鈍化、年間粗鋼生産も3億2000万トンで前年比17%増に留まるとの見通しが示され、総じて中国の汎用品市場は需給が緩み始め、建築用鋼材、ステンレスなど価格低下する状況にあるとする認識を共有、市場安定化へのアプローチが必要とされた。
通商案件では発動から5年が経過したステンレス薄板アンチダンピング(AD)問題で日本側がサンセットレビューでの撤廃を求めたのに対し、適正に調査し、判断すると回答、来年初めにも結論を出すという。
宝鋼集団と三井物産の薄板コイルセンター、上海宝井鋼材加工配送有限公司は、グループ7社による年産80万トンの薄板加工態勢を2005年内に構築する。
04年の加工能力は約60万トンで、福州宝井鋼材(福建省)が本年1月に操業を開始、続いて花都宝井鋼材(広東省)が近く本格操業に入ることで80万トン態勢が整う。上海宝井鋼材としては、中国主要マーケットをカバーするための拠点網の拡充と能力増強をさらに推進していく考えだ。
04年の加工能力は約60万トンで、福州宝井鋼材(福建省)が本年1月に操業を開始、続いて花都宝井鋼材(広東省)が近く本格操業に入ることで80万トン態勢が整う。上海宝井鋼材としては、中国主要マーケットをカバーするための拠点網の拡充と能力増強をさらに推進していく考えだ。
アルセロールは13日、チェコで自動車排ガス部材用のステンレス鋼管の製造を開始すると発表した。1500万ユーロを投じて、グループのステンレス鋼管製造子会社であるマッセイの新工場をプラハ北方のウースチーナドラベムに建設する。11カ月以内に操業を開始する予定。
日系自動車などの自動車メーカーの相次ぐ東欧進出、部品の現地調達推進に伴い、ステンレス鋼管市場の拡大が見込めるため、現地工場設立が必要と判断した。
日系自動車などの自動車メーカーの相次ぐ東欧進出、部品の現地調達推進に伴い、ステンレス鋼管市場の拡大が見込めるため、現地工場設立が必要と判断した。
経済産業省は14日、ステンレスの事業展開について検証するステンレス製造業将来展望懇談会に基づく、モリブデンワーキンググループ(WG)の現地調査などの報告書をまとめた。
それによると鉱山開発や増産など供給増大計画が確認された半面、中国が増値税見直しなどモリブデン輸出抑制にシフトしており、需給動向のかく乱要因も認識された。
モリブデン需要の決定要素として価格安定性を挙げ、銅の副産物としての生産増、焙焼などボトルネック解消のための一貫能力確保、副産物としてではないモリブデンの鉱山開発、省モリブデン鋼や銅スラグからの新生産技術など技術開発の促進を図る必要があると結論づけた。
それによると鉱山開発や増産など供給増大計画が確認された半面、中国が増値税見直しなどモリブデン輸出抑制にシフトしており、需給動向のかく乱要因も認識された。
モリブデン需要の決定要素として価格安定性を挙げ、銅の副産物としての生産増、焙焼などボトルネック解消のための一貫能力確保、副産物としてではないモリブデンの鉱山開発、省モリブデン鋼や銅スラグからの新生産技術など技術開発の促進を図る必要があると結論づけた。