2005年06月24日(金)
 JFEスチールは、東日本製鉄所・京浜地区で厚板製造ラインの制御系システムを更新する。圧延とせん断の工程を中心にハード、ソフト両面でリフレッシュを進め、高度化する製造技術への対応や生産能率の向上を図る。定期修理期間を利用して数回に分けて工事を行い、本年度末までに完了する計画。

 今回リフレッシュを進めるのは、厚板ラインの圧延とせん断の工程を支える制御システム。ハードの更新やソフト面のグレードアップ、老朽化対応を含めて本年度実施することとした。年度末までの完了を目標に、定期修理期間を利用して段階的に更新作業を進める。
 韓国・POSCOは23日、愛知県豊橋市神野西町で自動車向けコイルセンターおよび物流基地となる「POS―NPC」の着工式を行った。

 トヨタ自動車やスズキなど日本の自動車メーカーやその部品メーカーへの販売強化に向けた加工・物流拠点となるもので、大型ライン5基、ミニレベラー1基を設置し、加工能力は年間約16万トン。また3万トンの保管能力を持つ物流センターも併設する。来年2月から稼働する計画で、総投資額は約25億円。
 神戸製鋼所は、船舶用クランクシャフトの生産を2006年度に04年度比13%増の340本に拡大する。船舶産業の好調さを受け、シェアの高い組立式クランクシャフトを中心に供給態勢を整える。高砂製作所(兵庫)の鋳鍛鋼生産を船舶用クランクシャフトに集中するほか、鋳造、鍛造、機械加工などの各製造工程で生産改善や効率化を進め、増産につなげる。05年度は20億円を投じ、老朽設備や遊休設備を更新、戦力化する。
 経済産業省がこのほど実施した鉄鋼需要団体ヒアリングによると、自動車生産、産業機械など鉄鋼需要につながる主要産業分野の需要基調は、おおむね強いことがわかった。

 4月の自動車生産は前年同月比2・8%増と4カ月連続のプラスを記録。産機の4月受注額も同21・3%増、建設機械も21・2%増と増えた。造船も5月の輸出船契約実績が前月比では34・2%減に対し、前年同月比は40・9%増と増加、5月末手持工事量は2004年3月末より0・1%増と高水準を維持した。
 JAPIC(日本プロジェクト産業協議会、会長=千速晃・新日本製鉄会長)は23日、東京湾における「ベイエリア縦断ライナー」構想を発表した。東京駅から東京臨海部を通って羽田空港までつなぐ高速地下鉄新線の建設を提案するもので、所要時間は最短16分に短縮される。東アジアへの「日帰り出張」も見据えた国際競争力の強化や、地域の再生につながるとみる。事業費は約4000億―5100億円を想定する。