2005年10月13日(木)
 新日本製鉄は12日、10月契約の店売り向けH形鋼の販売価格をトン3000円(約4%)値下げすると発表した。

 鉄筋コンクリート造の増加や、国際価格より割高といった状況を踏まえ、「価格レベルを微調整することがマーケットの持続的な安定化につながる」(建材営業部)と判断したため。同社の値下げは、1998年2月契約でトン5000円下げて以来、7年8カ月ぶり。
 阪和興業(北修爾社長)は、中国・広東省にコイルセンターの阪和鋼板加工(東莞)有限公司を設立し、2006年3―4月に稼働を始める。投資金額は1500万米ドル(約17億円)。

 中国の関連コイルセンターとしては5カ所目、単独資本では初となる。家電向けを中心とし、薄板製品の加工・デリバリー態勢を強化。初年度は月間4000トンの加工を見込んでいる。
 JFEエンジニアリングは12日、インドネシアガス公社(PGN)が発注する「SSWJ(サウス・スマトラ―ウエスト・ジャワ・ガスパイプライン)プロジェクト・パッケージ1」を約200億円で受注したと発表した。

 スマトラ島南部パガルデワガス田からジャワ島西部セルポンを結ぶ総延長約500キロのガスパイプラインのうち、スマトラ島の陸上トランクライン(口径800A)延長約270キロを建設する。早ければ今月末にも着工、2007年秋の完成をめざす。

鋼材使用量はUOEパイプ、6万2000トン、パイプラインの年間輸送量は27億N立方b(LNG換算で約200万トン)に上る。
 新日本製鉄が12日発表した9月末時点の「ときわ会」H形鋼全国流通在庫は23万1400トンで、2001年4月に集計対象を変更して以来、過去最低になった。

 23万トン台は、04年3月以来1年6カ月ぶり。前月比では8・5%(2万1600トン)減と8カ月連続で減少した。

 出庫が増えて、入庫は減ったため。新日鉄は「今後もタイトな需給環境が継続する」とみている。
 神戸製鋼所グループのコベルコ建機は、豊田通商、中国・成都嘉力興投資有限公司との共同出資で浙江省杭州市に設立した重機ショベルの第2生産合弁企業「杭州神鋼建設機械有限公司」(杭州神鋼)を本格稼働する。

 生産能力は年間2000台に上り、四川省成都市の第1生産工場である成都神鋼建設機械有限公司の2000台と合わせ、内陸部、沿岸部双方の需要に的確対応できる。