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2005年11月02日(水)
JFE商事(佐藤脩社長)は、2007年度をめどに鉄スクラップ取扱規模を現在の年間300万トンから400万トンに拡大する。国内、輸出をそれぞれ50万トンずつ増やす方針で、国内についてはJFEスチールの鉄スクラップ購入拡大計画に対応し、輸出については3国間貿易を強化する。
これにより、本年4月にスタートした中期経営計画の最終07年度の製鋼原料部売上高を850億円(04年度593億円)に引き上げる考えだ。
これにより、本年4月にスタートした中期経営計画の最終07年度の製鋼原料部売上高を850億円(04年度593億円)に引き上げる考えだ。
新日本製鉄など高炉大手は1日までに、ロシアのK9原料炭の長期契約更新でロシアの大手炭鉱、ヤクートウーゴリ社と最終合意した。
高炉5社と中山製鋼所、三井鉱山の日本全体で2006―2010年度に従来並みの年間250万―275万トンを引き取る。原料炭需給がひっ迫するなか、日本の各需要家は近距離の優良原料炭ソースを引き続き長期で確保する。
高炉5社と中山製鋼所、三井鉱山の日本全体で2006―2010年度に従来並みの年間250万―275万トンを引き取る。原料炭需給がひっ迫するなか、日本の各需要家は近距離の優良原料炭ソースを引き続き長期で確保する。
新日本製鉄の2005年9月中間期のエンジニアリング事業部門業績(連結ベース)は、受注高が1678億円(前年同期比62・6%増)、売上高が1277億円(同46・8%増)とともに大幅増を記録した。
公共事業関連の減少が続く中で、受注高は海外での海洋・エネルギー関連の大型案件の確保に傾注、前年同期を大きく上回った。売上高も受注残の増加傾向などから増加した。
受注残高は4713億円(同18・7%増)となり、半期ベースでは過去最高となった。ただ、営業損益は24億円の赤字だった。通期業績は受注高3200億円、売上高3000億円、営業損益は90億円の黒字を予想している。
公共事業関連の減少が続く中で、受注高は海外での海洋・エネルギー関連の大型案件の確保に傾注、前年同期を大きく上回った。売上高も受注残の増加傾向などから増加した。
受注残高は4713億円(同18・7%増)となり、半期ベースでは過去最高となった。ただ、営業損益は24億円の赤字だった。通期業績は受注高3200億円、売上高3000億円、営業損益は90億円の黒字を予想している。
住金物産が1日発表した2005年9月中間期決算は、鋼材販売単価の上昇が寄与、連結の営業、経常、当期利益いずれも4期連続で過去最高を更新した。通期予想は当期利益を当初予想の45億円から50億円に修正。営業、経常、当期各利益とも過去最高となる見通し。
住友金属工業と住友商事が中国に持つ鍛造クランクシャフトメーカー、恵州住金鍛造有限公司は現地のおう盛な需要に対応するため、第2鍛造プレスラインを増設する。
投資額は約30億円。設備能力は年産100万本で第1鍛造プレスラインと合わせて同180万本となる。2008年1月に生産を始める予定。
住金は日米中国に鍛造クランクシャフトの製造拠点を有し、中国での能力増強によって世界シェア10%(現在9%)をめざす。
投資額は約30億円。設備能力は年産100万本で第1鍛造プレスラインと合わせて同180万本となる。2008年1月に生産を始める予定。
住金は日米中国に鍛造クランクシャフトの製造拠点を有し、中国での能力増強によって世界シェア10%(現在9%)をめざす。