2006年03月27日(月)
 日新製鋼は24日、日本金属工業の株式500万株をメタルワンから約13億円で取得して出資比率を2・54%から5・36%に引き上げ、筆頭株主になったと発表した。

 連携強化を進める中で相互に株式を追加取得したもので、日金工も日新の株式150万株を約6億円で市場から追加取得し、出資比率を0・35%から0・50%に引き上げた。

 メタルワンは今回の株式売却によって日金工への出資比率が6・42%から3・60%に低下するが、第2位の主要株主としてのポジションはキープする。
 関係筋によると、中国の宝山鋼鉄は先週、5、6月積みの熱延鋼板のベース販売価格を250元引き上げた。板厚3ミリの税抜き価格はトン3642元(453米ドル、5万3166円相当)になる。

 2月下旬の4―6月積み値上げから1カ月を経て、異例の期中値上げに踏み切った。需給の改善に加えて、先高と見た需要家の買い意欲が強まっており、仮需を含めて需要が急回復している実態を裏付ける動きだ。
 JFEグループの小径電縫鋼管メーカー、川崎鋼管(本社=川崎市川崎区、田上俊久社長)は、新中期3カ年計画「川崎鋼管 UX中期計画(ユニーク&エクセレント/フレキシブル)」を策定し、2006年度からスタートする。

 「次中期で目標に掲げる財務体質の健全化、製造体質の強化を着実に達成して、次々中期で飛躍できるよう、強固な企業基盤を構築する」(田上社長)方針だ。
 日新製鋼は24日、3カ月ごとに発表していたニッケル系冷延薄板店売り向け販売価格を2カ月に短縮して公表すると発表し、5―6月出荷分(3―4月積み)のステンレス薄板はLMEニッケル価格を反映させ、トン当たり2万円値上げする。
 鉄鋼流通問題懇談会は先週23日定例会合を開催し、記者会見した今鷹悠治会長(JFEスチール専務執行役員)は、在庫調整に関して「継続的な努力が必要。薄板3品在庫では4―6月の早い時期の調整完了をめざすべき」との考えを示した。