2006年04月07日(金)
 住友金属工業(友野宏社長)は6日、質を重視し企業価値の持続的向上をめざす新中期経営計画(2006―08年度)を発表した。

 品種構成のハイエンド化、有利品種への資源集中、競争力強化などを狙いに3年間で4800億円(前中計3200億円)の設備投資を実施。08年度の連結財務目標を経常利益2900億円、D/Eレシオ(株主資本に対する有利子負債倍率)0・6に設定、財務体質も一段と強化する。
 メタルワン(金田守司社長)は6日、強い国内基盤とグループ総合力を活かしたグローバル・バリューチェーンの構築を通じて、強靭で健全な豊かさと成長力あるメタルワングループをめざす中期経営計画(2006―08年)を発表した。

 08年の連結売上高を2兆8500億円、純利益を350億円に設定。アジア、北米など国内外の自動車、エネルギー、電機、リテール分野をターゲットに積極的な投資を行い、地球規模で収益基盤強化を図る。
 韓国のPOSCOは、ニューカレドニアでニッケル鉱山開発と精錬事業分野に進出すると5日発表した。ステンレスメーカーとしては世界で初めての直接進出となる。

 ニューカレドニアでニッケル鉱石の開発を進めているSMSP社と共同で、合弁会社を設立し、ニッケル鉱石の採掘と精錬事業に乗り出す。POSCOは、4月中に3億5200万ドルを出資して、新会社の株式49%を持つ。2007年に工場建設に着手し、2008年末からの稼働を計画している。年間3万トンのニッケルを生産し、POSCOが引き取る。
 昭和電工は6日、2010年をめどに30および32インチの大口径黒鉛電極の年間生産量を現在の7割増の約2万5000トンに引き上げると発表した。

 大口径黒鉛電極は主に電気炉メーカーで使用される。設備投資額は10億円強で、同社大町事業所(長野県)に黒鉛化炉を1系列新設するとともに、同所やグループ会社の昭和電工カーボン社(米国サウスカロライナ州)の大口径化を進める。
 JFEスチールは6日、H形鋼の5、6月の生産量を昨年10―12月比15%程度減らし、減産を継続する方針を明らかにした。同社は市中在庫の増加を受け、3月生産で昨年10―12月比20%弱減産し、4月生産分においても同比10%程度削減するとしていた。