2006年05月11日(木)
 丸一鋼管は詫間工場(香川県三豊郡宅間町)での新規設備投資を計画している。来年にも連続酸洗ラインの大改造を行う予定で、すでに、設備は昨年秋段階に発注済み。材料コイルの品質の向上、および材料処理の生産効率を高めるのが狙い。

 また、中長期的には連続溶融亜鉛めっきラインを1ライン増設し、2ラインとすることも検討していく。
 日新製鋼が10日発表した2006年3月期の連結決算は経常利益が前期比4・9%増の631億円と過去最高を更新した。ステンレスは減産の影響で減益となったが、特殊鋼・表面処理鋼板などが堅調に推移した。

 純利益は呉製鉄所第1高炉の一時不調の影響で64億円、退職給付費用の償却で59億円、固定資産売廃却で56億円のそれぞれ特別損失を計上したうえで、同1・4%増の244億円。期末配当は3円で、通期では1円増配の6円。
 三井物産は10日、3―5年後の在り姿を描いた「中期経営展望」を発表し、連結純利益を07年3月期に2400億円(06年3月期2024億円)に引き上げ、さらに3―5年後に3000億―4000億円規模に拡大する定量イメージを掲げた。

 金属関連では、鉄鋼原料・非鉄金属本部の連結純利益を07年3月期に710億円(同547億円)、全世界ベースで835億円(同669億円)に引き上げる計画。

 金属関連事業としては、07年3月期に全世界ベースの連結純利益が1087億円(同958億円)と1000億円を上回ってくる見通しだ。
 普通鋼電炉大手5社の2006年3月期連結・単独決算が10日出そろい、3社が経常増益を確保した。経常ベースでは、大阪製鉄が過去最高の92年3月期に次ぐ水準、合同製鉄は過去3番目、東京製鉄は過去4番目の水準となった。

 鋼材販売価格の上昇が寄与したが、05年3月期(トン1万5000―2万5000円高)と比べて上昇幅は縮まった。07年3月期は原燃料の高騰が見込まれ、全社の予想経常利益が前期を下回る。
 山伸マテリアル(本社=埼玉県川口市、前島末男社長)は8月をめどに静岡支店を移転し、9月には神奈川県相模原市に営業所を新設する。また8月末をめどに、川口市本社にシャーリング(板厚4ミリ)厚物スリッター(同4ミリ)、ミニレベラー(幅500ミリ、板厚2ミリ)をそれぞれ1台ずつ導入する。

 総設備投資額は約5億円。新設、移転により同社の営業拠点は、本社のほか東日本支店、北関東支店、静岡支店、相模原営業所の5拠点態勢となり、関東・東海・甲信越地区需要家の即納ニーズに対応する。