2006年05月30日(火)
 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は29日、6月契約(7月ロール)からニッケル系ステンレス線材のベース価格をトン4万円値上げすると発表した。また高ニッケル鋼種、銅含有鋼種についても鋼種エキストラを1万―6万円値上げする。

 主原料であるニッケル価格上昇分の一部を販売価格に反映させ、ニッケルの動き次第で段階的な再値上げも検討している。ニッケル系線材のベース値上げは、昨年4月契約に3万円値上げして以来、1年2カ月ぶり。
 中山製鋼所(神崎昌久社長)は中長期的に、全社の製品生産を年間270万―280万トンまで引き上げる意向。

 28日、神崎社長が明らかにしたもので、「来年、熱延ラインに新加熱炉とコイルボックスを導入し、新日本製鉄からのホットコイルの委託生産のアライアンスにより、来年末には全社の生産量は年間200万トン体制となる。さらなる、模索によって、生産量は270万―280万トンとなる可能性が大きい。これは必ず、実現したい」と述べた。また、加熱炉導入の作業は6月から開始する予定。
 大手管工機材問屋の古島(本社=東京都中央区、城富男社長)は、トータル4億7000万円を投じて、北関東営業所(栃木県小山市)を新築・移転するとともに、岡山営業所は土地・建物の新規購入後、リプレースに踏み切るなど営業体制を強化する。

 今期(07年3月期)は、厳しい需要環境が予想されるものの、営業拠点の拡充によって、顧客満足度の向上に取り組み、前期並み収益をめざす。
 中国鋼鉄は年内にも、高雄製鉄所内にNo.7スラブ連続鋳造設備(スラブCC)の選定・入札を行い、来年にも導入作業に着手する。完成は2009年3月を予定している。同製鉄所の第2高炉の改修が本年1月末に完了、製銑能力が向上したことで、これと連動させて、高級品を主体にした製鋼能力を引き上げるのが狙い。

 現在、同社はビレット工場の大改造も検討しているが、これと併せて今回のNo.7スラブCCの導入も終えると、同製鉄所の上工程の体制整備は完了する。
 沖縄の電炉メーカー、拓南製鉄(本社=沖縄県那覇市壺川、古波津昇社長)は、新中城工場の加熱炉熱源をオイルからガスに転換する改修工事を年内にも行うことを検討している。

 同社は当初、加熱炉の改修工事について3―4年先に実施することを計画していたが、昨今の急激なオイル高騰やCO2ガス減少化の環境対策などもあり計画よりも2年前倒しするもの。投資金額は、7億―8億円を見込んでいる。