2006年06月07日(水)
 住友商事・金属事業部門は2006年度、内部管理の強化に取り組む。05年度にスタートした全社でのインターナルコントロール・プロジェクトを活用し、住友商事流の経営理念を浸透させ、コンプライアンス対応を拡充する。当面は住友商事の100%出資会社が対象になる。
 米国際貿易委員会(ITC)は5日、日本、ブラジル、インド、スペイン製ステンレス棒鋼のアンチダンピング(AD)課税の措置後5年の見直し(サンセットレビュー)で、本格調査に入ると発表した。日本側は調査に対応しないため、米業界側の主張を入れて継続する可能性が高い。一連の手続きを経て、2007年2月に最終決定する運びだ。
 日本鋳鉄管(吉川敏孝社長)は、地震災害対策の耐震管(NS管)、環境に優しい粉体管(内面エポキシ樹脂粉体塗装管)の製造体制の整備に向けて、投資を継続する。

 同社は2006年度、主力拠点の久喜菖蒲工場(埼玉県)に約3億―4億円を投じて、内面エポキシ樹脂粉体塗装ラインの増強を行う。

 一般管から高機能ダクタイル鉄管への需要シフトが進む中、同工場におけるダクタイル鉄管の製造比率を耐震管で60%以上、粉体管で40%以上に引き上げ、市場変化に対応していく方針。
 2006年4月の小棒出荷量(経済産業省、鉄鋼統計月報)は、前月比1・3%減(前年同月比4・9%増)の97万8493トンに減少したが、昨年1―4月の平均87万トン前後と比べて高水準をキープしている。

 内訳は、国内向け2・4%減(5・2%増)の93万7978トン、輸出向け34%増の4万515トン。全国的にマンション、オフィスビルの建設需要が盛り上がっており、夏場に向けて生産、出荷量ともにさらに増加する見通し。
 大和特殊鋼(本社=大阪市西区立売堀4―1―3、今井隆社長)はこのほど、東大阪商品センター(東大阪市稲田上町2―8―40)内の鋸切断機2基を新たに導入した。投資額は計2500万円。該当設備が老朽化してきたことに伴うリプレースで、切断工程における効率の一層向上により、ユーザーニーズへの対応強化を図る。