2006年06月22日(木)
 2006年度の小棒生産量は、02年度以来4年ぶりに1200万トン台乗せが視野に入る。05年度の小棒生産量は、前年度比2%増の1140万トンと2年連続で増加した。

 ピークだった90年度の1573万トンと比べて約3割減の水準だが、90年代以降は1100万トン台後半の水準を維持している。

 06年度は全国的にマンションやオフィスビルなど民間需要が堅調なため、02年度(1224万トン)以来の1200万トン台乗せが確実な情勢だ。
 豪資源大手のBHPビリトンは20日、2006年度積み鉄鉱石価格を前年比19%引き上げることで中国の鉄鋼メーカーと合意したと発表した。欧州、日本などの大手が次々に妥結した後も中国側は大幅な値上げに抵抗していたが、既成事実を覆せなかった。
 露鉄鋼大手のセバスタールは20日、ルクセンブルクのアルセロールとの合併計画で、セバスタール会長で大株主のアレクセイ・モルダショフ氏のアルセロール株所有比率を25%に引き下げる方針を発表した。

 アルセロール株主の反対を考慮してアルセロール役員会に提案した。モルダショフ氏は2億1000万株を受け取り、現金12億5000万ユーロの支払いはしないという。アルセロールは蘭ミッタル・スチールの買収提案で交渉を続けており、3つどもえの複雑なやりとりでなお調整が続きそうだ。
 JFEスチールはハイブッド車などの駆動モーター部品となる超高級電磁鋼板「スーパーコア10JNEX」の生産能力を2008年度をめどに約50%増となる月間230トンに引き上げる方針だ。

 トヨタ自動車が100万台構想を表明するなど日系自動車メーカーの間でハイブリッド車へのシフトが強まるなか、ハイブリッド新車種に同鋼板の採用が拡大しているため、能力拡大に踏み切る。東日本製鉄所・京浜地区(神奈川県川崎市)にあるスーパーコアの専用設備を増強し、増量を図る。
 大手鋼材販売業者、富士鉄鋼資材(本社=東京都江東区、北村順作社長)は年内に保有する事業拠点6営業所、1工場のうち、4営業所で設備投資を実施する。加工精度、能力の向上と職場環境を改善し業務能率を上げるのが狙い。