2006年07月04日(火)
 丸紅は2007年度までにエネルギーと金属資源で2000億円以上を投じて権益を拡大する方針だ。2年間の新中期計画Gプランで石炭、銅、アルミ、石油、ガスの資産を拡大し、連動してトレードを増やす。

 「強いところを伸ばす」(望月孝一常務執行役員)基本方針で布石を打ち、08年度以降の収益拡大に結びつける。金属資源関連の価格調整を織り込んだうえで、エネルギーと金属資源で08年度の連結純利益を500億円以上にしたい考えだ。
 住友金属工業は3日、米国で鍛造クランクシャフトを製造・販売する子会社インターナショナル・クランクシャフト社(ICI、ケンタッキー州)に、6000トン規模の第3鍛造プレスラインの設置を決めたと発表した。

 現地の日系自動車メーカーのおう盛な需要に対応するためで、投資額は約45億円。既存の鍛造プレスライン2基とあわせ、年間約265万本の生産体制となる。生産開始は2009年1月の予定。
 経済産業省がまとめた2006年第2四半期(7―9月期)特殊鋼需要見通しによると、特殊鋼需要量(熱間圧延ベース、月平均)は176万200トン(前期比2・9%増、前年同期比6・5%増)と策定された。
 独鉄鋼大手のティッセンクルップ・スチールと中国鉄鋼大手の鞍鋼新軋鋼は30日、大連の溶融亜鉛めっきライン(CGL)合弁事業、TAGALで第2ラインを新設すると発表した。1億5000万ドル(172億円)を投じて年産40万トンのTAGALUを新設し、2008年初に試運転に入る。自動車、家電向けに拡大する需要に2倍の増強で応じる。
 普通鋼電炉工業会の猪熊研二会長(合同製鉄社長)は3日、定例の記者会見で、「鉄筋関係の需要は好調。出荷、住宅着工、ゼネコン各社からの発注ともに好調で、輸出価格も韓国、米国向けが上昇している」と指摘し、小棒市場に自信を深めた。