2006年08月30日(水)
 世界最大の炭素・黒鉛の総合メーカー、独SGLカーボングループ(本社=独ウィースバーデン市)は、電気炉に用いるアーク炉製鋼用黒鉛電極の最新鋭一貫製造工場をマレーシアのバンティンセランゴーに設立する。投資額は1億5000万―2億ユーロ(225億―300億円)で、本年末から工場建設に着手する。新工場稼働後は日本を含むアジア市場で販売する。
 住友金属工業は低品質・安価原料を使用する技術への取り組み、微粉炭吹き込み(PCI)の増量など態勢の改善を進めている。中国を中心に世界的に鉄鋼原料需要が伸びるなかで、良質原料の資源量が乏しくなる一方、低品質原料の比重が高まっており、生産量、コストを安定させることが高炉操業上の重要課題と見ている。
 環境省は29日、2007年度予算の概算要求を発表した。要求額は2654億円で前年度予算より20・3%の増額要求となった。

 脱温暖化社会、循環型社会の構築と環境分野からの日本の成長力・競争力の牽引、アジアなど世界各地域との連携などを念頭に、08―12年の京都議定書第一約束期間に向けた地球温暖化対策の加速化、アジア環境行動パートナーシップ構想の具体化と中東など世界各地域との連携を視野に入れた地球環境保全、リサイクル、リデュース、リユースの3R推進と不法投棄対策、環境・経済・社会の統合的向上に向けた基盤づくりなど、6項目の重点施策を推進する。
 日新製鋼は29日、広島県営水道の送水トンネル崩落事故の影響で呉製鉄所が工業用水不足となり、間欠操業を余儀なくされていることについて、状況によっては他社に生産協力を要請する可能性があることを示唆した。
 住友金属工業の100%子会社、鳴海製陶(本社=名古屋市緑区、倉橋鷹輔社長)は29日、MBO(経営陣による企業買収)を実施し、中国の投資ファンドであるCITICキャピタル・パートナーズと共に、住友金属が保有する同社株式90%を取得することで住友金属と合意したと発表した。