|
2006年10月19日(木)
・
大同特殊鋼、特殊鋼事業を高度化
・ 異形棒市況、東京で6万円台乗せ
・ NSSC、Ni系鋼板3万5000円上げ
・ 印タタ製鉄、コーラス買収に向けて協議開始
・ 現代製鉄・唐津、来年1月から再稼働
・ 異形棒市況、東京で6万円台乗せ
・ NSSC、Ni系鋼板3万5000円上げ
・ 印タタ製鉄、コーラス買収に向けて協議開始
・ 現代製鉄・唐津、来年1月から再稼働
大同特殊鋼は現行の中期経営計画(2006―08年度)に則し特殊鋼事業で競争力強化を通じた高度化を図る。生産では特殊鋼需要年率4%増を想定した陣容を構築。知多工場での大断面鋳造機(PHC)の戦力化や圧延能力などボトルネック解消による12―13%能力増を受け、連続鋳造比率100%目標へ向け連鋳比率最大化を実行、生産体制を拡充する。高品質化できるPHCを活かし、工具鋼、超耐熱鋼をはじめ高級鋼の連鋳化に取り組む。
工具鋼では米国のグループ企業、インターナショナル・モールド・スチール(IMS)で冷間工具鋼の全米販売を開始、中国では天津、大連も加えた5拠点体制を形成、将来的にはインド、ベトナム展開も視野に拡大を狙う。自動車関連需要対応では米国での現地調達伸展をにらみ、変速機系統の現地対応も次期展開として模索する一方、研究開発として耐熱系などディーゼル車対応も勘案、ナンバーワン商品の創出をめざす。
工具鋼では米国のグループ企業、インターナショナル・モールド・スチール(IMS)で冷間工具鋼の全米販売を開始、中国では天津、大連も加えた5拠点体制を形成、将来的にはインド、ベトナム展開も視野に拡大を狙う。自動車関連需要対応では米国での現地調達伸展をにらみ、変速機系統の現地対応も次期展開として模索する一方、研究開発として耐熱系などディーゼル車対応も勘案、ナンバーワン商品の創出をめざす。
東京地区の異形棒鋼市況は、約1年半ぶりにベースサイズ(異形19ミリ、直送)でトン6万円台に乗った。小棒電炉メーカー各社は10月契約分から製品販売価格をトン2000円値上げしたが、ここへ来て1000円ほど値上げが浸透した。
ベース、細物サイズともに出荷は好調で、「年内いっぱいは需要環境に心配はない」(大手電炉首脳)。商社、特約店など流通業者は引き続き値上げに注力する考えで、市況はしばらく高値圏で推移しそうだ。
ベース、細物サイズともに出荷は好調で、「年内いっぱいは需要環境に心配はない」(大手電炉首脳)。商社、特約店など流通業者は引き続き値上げに注力する考えで、市況はしばらく高値圏で推移しそうだ。
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は18日、10月契約の国内店売り向けニッケル系冷薄および厚中板価格を前月比3万5000円値上げすると発表した。アロイ価格はトン2万5000円、ベース価格は1万円値上げする。
これによりニッケル系冷薄販価は51万円となり、10カ月連続の値上げ。またクロム系ベース価格も1万円値上げする。主な向け先の自動車や電機分野の生産が好調で、クロム系の需給がタイトとなっていることなどが背景。
これによりニッケル系冷薄販価は51万円となり、10カ月連続の値上げ。またクロム系ベース価格も1万円値上げする。主な向け先の自動車や電機分野の生産が好調で、クロム系の需給がタイトとなっていることなどが背景。
印鉄鋼大手のタタ製鉄は17日、英鉄鋼大手のコーラス・グループ買収に向けて協議を開始したことを明らかにした。非拘束的な提示ながら、コーラスの1株4・55ポンド(1010円)で全株を買収する提案を出した。
全普通株の買収で9294億円に相当する。タタはコーラスとの協議を継続し、最終的な提案を出す方針。統合がなれば、粗鋼年産2200万トン超の大手鉄鋼会社が誕生する。
全普通株の買収で9294億円に相当する。タタはコーラスとの協議を継続し、最終的な提案を出す方針。統合がなれば、粗鋼年産2200万トン超の大手鉄鋼会社が誕生する。
韓国の現代製鉄は、唐津工場の鉄源対策から休止中のA地区熱延工場第2電炉(185トン)を来年1月から再稼働させる。年間100万トンの能力があり、当面は60万トン程度で操業していく。
これに合わせ、B地区熱延工場にある連続鋳造機をA地区熱延工場に来年移設し、電炉と直結して効率化する。100万トン規模の電炉再開で、鉄スクラップ市況へのインパクトも大きいと見られている。
これに合わせ、B地区熱延工場にある連続鋳造機をA地区熱延工場に来年移設し、電炉と直結して効率化する。100万トン規模の電炉再開で、鉄スクラップ市況へのインパクトも大きいと見られている。