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2006年12月05日(火)
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高炉5社の外国人持株比率 住金、神鋼が上昇
・ 住友商事が株式取得 ベトナム無煙炭鉱2社
・ 猪熊・普電工会長 ”原料高騰を懸念”
・ 鉄スクラップ 関東炉前値上げ一巡
・ 東京製綱、高付加価値品を拡販 東アジア拠点拡充
・ 住友商事が株式取得 ベトナム無煙炭鉱2社
・ 猪熊・普電工会長 ”原料高騰を懸念”
・ 鉄スクラップ 関東炉前値上げ一巡
・ 東京製綱、高付加価値品を拡販 東アジア拠点拡充
高炉5社の2006年9月末の外国人持株・個人投資家比率が明らかになったが、同3月末に比べて住友金属工業、神戸製鋼所の外国人持株比率が上昇し、個人投資家比率は5社そろって低下した。
新日本製鉄の外国人持株比率・個人投資家比率は、9月末はともに3月末に比べて低下。
JFEホールディングスは、そもそも5社の中で外国人持株比率が高いが、9月末は外国人持株・個人投資家比率とも3月末に比べて低下。
新日本製鉄の外国人持株比率・個人投資家比率は、9月末はともに3月末に比べて低下。
JFEホールディングスは、そもそも5社の中で外国人持株比率が高いが、9月末は外国人持株・個人投資家比率とも3月末に比べて低下。
住友商事はベトナム国営のベトナム石炭・鉱物工業グループ(VINACOMIN)傘下の無煙炭鉱操業会社2社の株式を5000万円で取得した。石炭事業をほぼ独占しているVINACOMINは操業会社4社の株式20%を売却し、住友商事はうち2社分に応札して1%ずつを落札した。
今後の国営会社民営化をにらみ、今回の投資を足がかりに、VINACOMINとの関係を強化し、石炭のほか、銅、ボーキサイトなどの事業展開に結び付けたい考えだ。
今後の国営会社民営化をにらみ、今回の投資を足がかりに、VINACOMINとの関係を強化し、石炭のほか、銅、ボーキサイトなどの事業展開に結び付けたい考えだ。
普通鋼電炉工業会の猪熊研二会長(合同製鉄社長)は4日、定例の記者会見で、「製品市況は全国で強含んでいるが、原料鉄スクラップ価格は上昇しており、輸出価格より国内価格の方が高くなっている。これは由々しき問題」とし、電炉メーカーは生産を極力抑えて製品価格を上げる方向に努力せざるを得ないと語った。
関東地区の鉄スクラップ炉前価格の値上げが一巡した。直近の地区電炉メーカー各社の鉄スクラップ購入価格の実勢値は、H2でトン当たり2万9000―2万9500円前後で推移している。
電炉メーカー各社は製品増産や年末年始用の玉確保、輸出防衛などの理由で鉄スクラップの調達に対して積極的に動いている。目先の地区相場は強もちあい商状で推移していく公算が大きい。
電炉メーカー各社は製品増産や年末年始用の玉確保、輸出防衛などの理由で鉄スクラップの調達に対して積極的に動いている。目先の地区相場は強もちあい商状で推移していく公算が大きい。
東京製綱(本社=東京都中央区、田中重人社長)は高付加価値・差別化製品の拡販・開発、海外展開に力を入れる。好調な需要に応えてソーワイヤ・ワイヤソー、タイヤコードなどを拡販するほか、東アジアの製造拠点を拡充する。