2007年01月19日(金)
 日本金属工業は18日、同社100%子会社の日金加工(愛知県碧南市、資本金2000万円、初見愼太郎社長)、ニッセン(愛知県海部郡、同5000万円、禰宜田耕二社長)の2社を本年2月1日付で統合することを決定したと発表した。統合により経営効率を向上させ、日金工のグループ力を強める狙い。

 新会社は「日金加工」とし、ニッセンの全事業を日金加工に譲渡、本年5月をめどに、ニッセンを日金加工を擁する碧南市の日金工・衣浦製造所内へ全面移転する。
 東京地区の異形棒鋼市況が急騰している。ゼネコン向け商社販売価格は足元、ベースサイズ(異形19ミリ)で前月比3000円アップのトン当たり6万3000円。

 小棒電炉メーカー各社が1月契約分から販価を3000円値上げしたことで、商社など流通業者は仕入れ価格の上昇分を価格に転嫁し、このほど市況は6万3000円に到達した。一部で6万4000円の商談も成立しており、商いが本格化する来週以降はさらに基調を強める公算が大きい。
 阪和興業と日新製鋼が出資する中国コイルセンターである長富不銹鋼中心(蘇州)有限公司は今月26日から、中国の江蘇省太倉市東倉路で新工場の建設を開始する。

 新工場は建屋が8月頃に完成、9月には新設するスリッター1基とミニレベラー1基を稼働させる。その後、現工場(太倉市城廂鎮)からすべての加工設備を移設し、本年12月に新工場の加工体制を完全に整備する。新工場の薄板加工能力は月間約2万5000トンと現工場に比べ約9000トン程度増える。現工場は新工場の体制整備後、閉鎖する。
 共英産業(本社=大阪府枚方市、吉岡龍太郎社長)は鉄筋加工・組み立て事業を強化、関東地区に工場拠点を開設するとともに、中部地区の拠点でも効率化を実施、現在では3工場で月間8000トンから1万トンの加工量をキープしている。
 韓国の2006年の鉄鋼製品輸入は2248万トン、前年比19・1%増で過去最高となった。内需拡大を背景に安価な輸入材への依存度が高まったためと見られる。とくに中国からの輸入は1034万トンと全体の46%のシェア(前年は36%)にアップしており、中国脅威論が現実のものになっている。