2007年02月08日(木)
 韓国のPOSCOは6日、韓国最大の鋼管メーカー・世亜製鋼(孔源一社長)と株式の持ち合いを含む包括提携で合意したと発表した。世亜製鋼が第三者割当増資を実施し、10・1%(54万株)の株式をPOSCOが持つ。同程度の金額相当分のPOSCO株を世亜製鋼が持つ。同時に油送用のAPI(米国石油協会)規格鋼管の技術開発や鋼板の供給面で相互に協力する。

 2月末をめどにアメリカ市場で年産27万トンの鋼管工場を合弁で設立する。株式持ち合いは、M&A対策としても有効に働くと期待されている。世亜製鋼は、API鋼管用の高級鋼板の安定調達が実現する。
 大同特殊鋼と連結子会社の大同スペシャルメタルは7日、含ニッケル鋼などの高合金製品の価格体系について、販売価格のベース部分とニッケル価格スライド制を見直し、一次商などの流通口銭を定額化すると発表した。

 来年度早々にも実施したい考え。原料高騰による採算悪化とキャッシュフローの改善を図るため。流通の支払いサイト短縮化についても検討しており、150日間などの長期サイトは大幅に短縮する方向で進めている。
 JFEスチールとマレーシアの大手冷延メーカー、マイクロン・スチール(アズラン・アブドラCEO)は先月末、冷延鋼板に関する第2次の技術供与契約を結んだ。

 ハイエンド製品の製造ノウハウが中心で、マイクロン社は冷延製品の高級化を図り、自動車や家電向けの供給を増やす方針。JFEはマイクロン社を技術面から支援し、ホットコイルの安定販売先を確保する考えだ。
 三井物産は、4月1日付で鉄鋼原料・非鉄本部のうち、原料炭を含む「石炭・原子燃料部」と、「事業開発部」の中で燃料電池や排出権などを担当している部署をエネルギー本部に移管し、エネルギーをワンストップでみる体制とする。

 エネルギー本部を「第1本部」と「第2本部」にして、ガスとノンガスに分ける。鉄鋼原料・非鉄本部は「金属資源本部(仮称)」に改称する。
 丸一鋼管が7日発表した2006年4―12月期の連結業績は売上高が922億3100万円と前年同期比3・7%増、営業利益が160億1500万円と同10・5%増、経常利益が197億5700万円と同12・7%増、純利益が111億5500万円と同30・8%増と、売上高・利益ともに前年同期を上回った。