|
2007年03月08日(木)
・
07年度高炉見通し、内需堅調も輸出減
・ 鞍山鋼鉄、対日熱延コイル3500円上げ
・ JFEスチール、最新型顕微鏡を導入
・ サンユウ、八尾の素材倉庫稼働
・ 淀鋼の台湾子会社、冷延ミル能力を増強
・ 鞍山鋼鉄、対日熱延コイル3500円上げ
・ JFEスチール、最新型顕微鏡を導入
・ サンユウ、八尾の素材倉庫稼働
・ 淀鋼の台湾子会社、冷延ミル能力を増強
高炉各社は2007年度の生産・販売計画を策定中であるが、国内の鋼材需要については06年度横ばいあるいは微増と見方がほぼ一致。輸出に関しては中国の鉄鋼生産増の影響がいずれ表面化してくるとの認識は共通するものの、そのタイミングとインパクトについては見方が分かれる。
このため全国粗鋼生産は06年度見込みの1億1750万トンを50万―200万トン下回ると想定されているが、製造業向け需要が増加傾向を維持するため自動車用鋼板や造船用厚板など高級鋼についてはタイトな状況が続くことになりそうだ。
このため全国粗鋼生産は06年度見込みの1億1750万トンを50万―200万トン下回ると想定されているが、製造業向け需要が増加傾向を維持するため自動車用鋼板や造船用厚板など高級鋼についてはタイトな状況が続くことになりそうだ。
鞍山鋼鉄は日本向けの5月積みの熱延コイル価格をトン当たり3500円引き上げ、6万7000円(CIFベース)とする、と取扱業者に通達した。同社の熱延コイルの日本向けの値上げは3月積み以降3カ月連続となる。
JFEスチールは7日、FEI社(本社=米オレゴン州)製の最新型サブオングストローム電子顕微鏡をスチール研究所に導入したと発表した。
鉄鋼材料のサブナノ領域解析の強化により自動車用高張力鋼板や厚板など高級鋼開発を加速するのが狙い。投資額は、顕微鏡・レンズ収差補正機能含め総額4億円。同装置の導入は日本で初めて、鉄鋼業界では世界初という。
鉄鋼材料のサブナノ領域解析の強化により自動車用高張力鋼板や厚板など高級鋼開発を加速するのが狙い。投資額は、顕微鏡・レンズ収差補正機能含め総額4億円。同装置の導入は日本で初めて、鉄鋼業界では世界初という。
新日本製鉄グループの磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線メーカー、サンユウ(本社=大阪府枚方市、内浦宅蔵社長)は、八尾工場(大阪府八尾市)で建設を進めていた素材倉庫が完成し、このほど本格稼働を開始した。
素材コイルの品質確保と物流効率、安全面の向上につながる。同工場では今後1―2年かけて設備・レイアウトの大幅見直しを計画しており、素材倉庫の整備はその第一段階となる。
素材コイルの品質確保と物流効率、安全面の向上につながる。同工場では今後1―2年かけて設備・レイアウトの大幅見直しを計画しており、素材倉庫の整備はその第一段階となる。
淀川製鋼所の連結子会社で台湾の鋼板メーカー、センユースチール社(SYSCO、本社=高雄市、董事長=大森豊実・淀川製鋼所上席執行役員)は、2008年から09年にかけて第1冷延ミルの老朽化更新を含めた改造を行い、冷延能力を現状比23%増の年間79万トンに引き上げる。
投資額は約16億円の見通し。冷延に続いてめっきラインの増設も視野に入れ、高級鋼板を中心とした能力増強を進める。
投資額は約16億円の見通し。冷延に続いてめっきラインの増設も視野に入れ、高級鋼板を中心とした能力増強を進める。