2007年04月11日(水)
 メタルワン(金田守司社長)は2007年度以降、海外でBRICsとVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)に注力する。インドには自動車メーカー対応の鋼板加工拠点(コイルセンター)の設置を検討、ベトナムではCCに加え内販に向けた対応に取り組む。

 トルコではエネルギー関連需要をキャッチする。需要の増大するBRICsやVISTAを拡充することで、足元から将来を見据えた対応を強化する。国内では業界再編への協力を通じて、ビジネスチャンスの拡大につなげる。
 JFEスチールは10日、CO2排出抑制型の高品質・高生産性焼結技術を開発し、西日本製鉄所の倉敷・福山両地区の焼結工場に導入したと発表した。

 同技術の導入により焼結工場の生産性が5%向上し、CO2排出量を約6%削減。焼結工程における粉コークスの使用量を削減でき、高炉の生産性アップにつながることも確認しており、同社は東日本製鉄所などへの新技術の展開を検討中である。
 神戸製鋼所・神戸製鉄所(所長=小南孝教執行役員)は、棒鋼加工工場の精整設備更新が完了した。3系統ある加工ラインのうち2号ラインをリニューアルしたもので、自動車関連を主力とする特殊鋼棒鋼製品の高品質化、生産性向上に寄与する。投資額は10億円。

 棒鋼加工工場は棒鋼製品の矯正・検査を行うもので、製品サイズに応じて3ラインを配置する。今回リニューアルした2号ラインは直径40―108ミリの太径製品の精整工程を担っている。
 三井物産は10日、100%子会社の普通線材製品メーカー、東洋製線(本社=千葉県八千代市、仲宗根均社長)の株式10%を新日本製鉄に譲渡すると発表した。新日鉄の普通線材を素材に東洋製線は製品を製造しており、三井物産は今後、新日鉄の協力を得ながら、東洋製線の体質強化を図る。
 中国現地報道によると、先週5日、新日本製鉄の三村明夫社長とアルセロール・ミッタルのラクシュミ・ミッタルCEOが中国・宝鋼集団を訪問し、徐楽江董事長、艾宝俊宝山鋼鉄董事長と会談した。詳細は報じられていないが、3社が出資する上海の自動車用鋼板の合弁会社増強など、今後の合弁事業のあり様を含めた協力体制について話し合ったもよう。