2007年04月26日(木)
 財務省は25日、2006年度貿易統計(速報)を発表した。輸出は77兆4609億円(前年度比13・4%増)、輸入が68兆4069億円(同13%増)と増加、貿易収支は9兆540億円(同16・4%増)の黒字となった。輸出入とも5年連続の増加で、黒字額は2年ぶりに増加した。

 鉄鋼は全世界で、輸出が3559万トン(同12・1%増)、金額3兆6469億2900万円(同16・6%増)、輸入が844万3863トン(同11・4%増)、8309億4700万円(同9・5%増)と輸出入とも数量、金額と伸ばした。
 JFEスチールは25日、2007年度の工事ベースの設備投資額(単独)を1350億円(06年度見込み1328億円)と策定したと発表した。支払いベースは1500億円(同1161億円)。減価償却内ではあるが、05年度から工事ベースで1300億円超の高水準の投資を継続することになる。

 高炉改修を06年度までに一巡していることから、シームレス鋼管など高級鋼の能力増強、シャフト炉やCDQ(コークス乾式消火設備)建設など環境対策に投資を振り向けることになる。
 淀川製鋼所は25日、タイのカラー鋼板加工子会社に粉体塗装ラインを導入すると発表した。投資額は1億バーツ(約3億5000万円)で、本年7月の営業生産開始をめざす。家電用高級カラー鋼板(PCM)の現地需要に対応するとともに、グループにおける技術、事業ノウハウの蓄積も進める。同社グループで粉体塗装を手がけるのは国内外を通じて初めて。
 水島メタルプロダクツ(本社=岡山県倉敷市、東驍社長)は8月の旧盆休みに、本社工場にブランキングライン1基を増設し、4基体制とする。主力取引先の三菱自動車・水島製作所から移設するもので、移設後、設備を一部改造し、ブランキングの生産性を引き上げていく方針。
 新日本製鉄・広畑製鉄所(所長=板摺康宏執行役員)は、第2溶融亜鉛めっき鋼板ライン(CGL)の自動車メーカーなどからの品質認証を本年3月末までにほぼ取得したことから、2007年度上期内のラインフル稼働をめざしている。