2007年05月29日(火)
 住友金属工業と住友商事は28日、ノルウェーの石油会社であるスタットオイル社との間で、高級油井管の長期供給契約を締結したと発表した。

 期間は、2008―12年度の5年間。ハイエンドシームレス鋼管(熱処理品とVAMネジ)、13%クロムシームレス鋼管などスーパーハイエンド鋼管が対象品種となる。今回の契約では、新たに年間500―1000トンの高合金油井管が加わっており、年間合計で4万3000トン規模の高級油井管を供給することになる。
 双日のエネルギー・金属資源部門は2007年度、335億円と06年度と比べて微増の経常利益を見込んでいる。全社利益の36%を占める。強みのある石炭、モリブデン、バナジウム、アルミナなどを増やして収益源としていく。加えて新エネルギーも増やす。
 鉄鋼最大手のアルセロール・ミッタルは25日、露セバスタールとの亜鉛めっき鋼板製造合弁事業、セバガルの持分25%をセバスタールに売却することで合意したと発表した。自動車用鋼板の生産をめざしていたが、両社は別々に自動車市場対応を進めることで合意したとしており、協力関係を破棄した格好だ。
 異形棒鋼は一段と上昇している。関東地区の市況(ゼネコン向け商社販売価格、異形19ミリ)は、前週比1000円高のトン6万8000円中心。小棒電炉メーカー各社が販価7万円乗せを打ち出していることから、商社や特約店は仕入れ高を背景に値上げを進めている。

 5月初旬に1000円上昇し、ここへ来てもう1000円方値上げが浸透した。関西地区も7万円をうかがう市況展開で、全国的に異形棒鋼は強含みで推移している。
 ステンレス製継手、フランジメーカーのMIEテクノ(水口尚之社長)は25日、同社100%出資の中国現地販売法人である惠艾高科管件貿易(上海)有限公司(上海市、総経理=山本孝一)と、上海上易工程技術有限公司(同、総経理=羅鳴)の3社間で、ステンレス配管プレハブ加工分野における、技術・業務提携に合意したと発表した。