2007年06月04日(月)
 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)による「鉄鋼材料の革新的高強度・高機能化基盤研究開発」がスタートする。このプロジェクトはプラント、構造物、自動車などの高効率化、省エネルギー化、長寿命化、安全確保に向け、高強度鋼・高機能鋼の実用化拡大の基盤となる「高級鋼の革新的な溶接技術」「先端的制御鍛造技術」の開発に取り組むもの。

 研究開発期間は2007年度からの5年間、事業費総額は58億5000万円に上る。高炉大手4社、特殊鋼大手4社、重工大手2社、JRCM(金属系材料研究開発センター)、大学十数校が参画する産官学連携の一大プロジェクトとなる。
 JFEスチールと現代ハイスコなど韓国大手リロールメーカーの7―9月積みホットコイル商談は、前期(4―6月積み)比10ドルアップのFOB530ドル程度でおおむね決着した。数量は前期に比べほぼ横ばいになった模様だ。
 住友金属工業が2004年1月から建設を進めてきた鹿島製鉄所構内の火力発電所が1日、営業運転を開始し、IPP(電力卸供給)事業がスタートした。最大出力50万7000キロワットの石炭火力方式で投資額は570億円。東京電力と15年間、年間約50万キロワットの電力卸供給契約を結んでおり、これは茨城県全体で使用する約15%に相当する。
 双日は1日、豪資源開発のグランジェ・リソーシズが保有するサウスダウン鉄鉱山権益の30%を取得することで合意したと発表した。鉄鉱石を生産し、マレーシアなどの第3国に新設するペレット工場から中東、アジアの鉄鋼メーカーに供給する。

 主流のブラジル産ペレットに比べて需要地のアジアに近い立地を生かし、輸送コストを含めた競争力を武器に参入する。総額1200億円規模の投資で鉱山から加工までの供給網を整備し、年間約840億円の事業を2010年に立ち上げる方針だ。
 中山三星建材(本社=大阪府堺市、藤田哲男社長)は、今期(2008年3月期)売上高330億円、経常利益4億2000万円、当期純利益2億4000万円をめざす。鋼材販売量は年間約36万トンと前期比ほぼ横ばいを計画している。

 主力製品の軽量C形鋼については建築設計図面から材料を拾い出し、二次加工し供給するなど、物件・直需対応をさらに強化していく。高強度足場管「エコスター700N」については前期が年間6000トンの販売だったが、今期は前期以上に拡販していく方針。